出版社内容情報
哲学者の寸言には、そのひとのエッセンスがつまっている。古代ギリシア哲学から20世紀思想まで。イタリアの奇才によるやさしい西洋哲学入門
内容説明
哲学者の名言からアプローチすれば、哲学なんて簡単だ。古代ギリシャ哲学から20世紀思想までちょっと真面目でユーモアたっぷりの哲学入門書。
目次
ヘラクレイトスとパルメニデス―哲学の夜明けの対決
ピタゴラス―すべては数だ
ソクラテス―あらゆる名言の母「汝自身を知れ」
プロタゴラス―人間は万物の尺度である
プラトン―すべてはイデアの影にすぎない
アリストテレス―中庸の教え
ゼノンとエピクロス―柱廊の哲学と庭園の哲学
アウグスティヌス―天国を考える哲学者
トマス・アクィナスとオッカム―中世の哲学者
フィチーノとエラスムス―人文主義の双壁〔ほか〕
著者等紹介
エマヌエーレ,ピエトロ[エマヌエーレ,ピエトロ][Emanuele,Pietro]
1948年、イタリアのパレルモに生まれる。現在はメッシーナ大学正教授。長年哲学の研究と教育に携わってきたが、この10年ほどは哲学の普及にも力を注いでいる
泉典子[イズミノリコ]
東京外国語大学大学院修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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荏苒 byn
1
原題は「思うから私は存在する」。 名言が 並ぶかと 思うが、各冒頭1人1 言。 哲学の 体系紹介・ 解説 よりも 各人のエピソードが メインに なっていて該博 教養感が面白い。全40人程度の人選で、中世 宗教勢力と戦った エラスムス「 人生は狂気の戯れ」やジョルダーノブルーノなど新味があった。エラスムスは人生の意味を宗教・哲学に見いだせず。 ブルーノは 宇宙 無限説で 教会の 宇宙観 に頑として徹底抗戦で命まで捨てた。 フッサールはガリレオを 大嘘つきだと言った。browsed2024/07/20
ダックス
1
哲学史の入門書だと思う。哲学者の変人エピソードが面白い2012/09/12
パンダマン
1
哲学者の思想のみでなく、その人となりをユーモラスなエピソードをまじえて解説している。うーん哲学者って変人ばかり。2009/01/15
hasetaka
0
○2013/03/17
いかろす
0
大学のレポート用に一読。哲学者の個性、エピソードをここまで全面に押し出してくる哲学書はなかなか珍しい。入門書には向いてるかは不明だがとにかく読みやすい。2012/01/22
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