子どもの世話にならずに死ぬ方法

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120036477
  • NDC分類 367.7
  • Cコード C0095

出版社内容情報

母親の闘病に直面したことから老後の自立を考え、約百か所の老人施設を五年に亙り取材した書き下ろし。

内容説明

自分はあんな思いを子どもにさせたくない―母親の闘病に直面したことから老後の自立を考え、約百か所の施設を五年に亙り取材した書き下ろし。

目次

第1章 母さん、堂々と病んでください(“最後の七年”のはじまりの日;母さん、堂々と病んでください ほか)
第2章 親孝行を期待したらダメ(母よ、淡くやさしき光ふるなり;介護不安が日本を狂わせる ほか)
第3章 母の着物に抱かれるしあわせ(人は老いると、どんなことが起こるか;放っといて。早く死なせて ほか)
第4章 理想のホームを求めて(ペットと暮らせるホームがあった…;福祉はどこへ行った? ほか)
第5章 親の自立、子の自立(妻の病気に弱い男たち;九十二歳でホームを出た理由 ほか)

著者等紹介

俵萠子[タワラモエコ]
1930(昭和5)年大阪市生まれ。1953年大阪外国語大学フランス語学科卒業後、サンケイ新聞社入社。主に育児・教育記事を担当。1965年同社退社後、女性・家事・教育問題を中心に評論家として幅広く活躍する。1981年3月から4年間、日本初の準公選で東京都中野区教育委員を務める。現在、「俵萠子美術館」館長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シャーリー

0
自分の母と主人の母を面倒見なければいけない立場になってしまい、思わずこの本を手にとりました。自分の子供にはわたしのような思いはさせたくない。自分の最期は自分で仕切りたいと切望しています。でも、この本を読むと、その願いをかなえるには、強い判断力と行動力、それにさまざまな思いへの未練を断ち切る勇気が必要とわかりました。むずかしいなぁ!でも、母には最期まで尊厳を失わずにいてほしいと思います。2014/01/22

虎男

0
人生の最期を現実として捉える本。老人ホーム施設の現実をレポート。自身の母の死を通したリアルエッセイ。そして、本人萌子の急死という衝撃的かつ皮肉な結末。人生を考えさせられた。末期に必要な金も。/A 2011/12/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/106332
  • ご注意事項

最近チェックした商品