内容説明
残虐化する手口。危険の度合いを増す捜査の現場。多発する外国人犯罪。外国人マフィアと結託する暴力団。その背後に見え隠れする国際テロ組織の影…。総力をあげて治安悪化の構図を取材・検証。
目次
第1章 凶悪化する外国人犯罪
第2章 危険な現場
第3章 失われた一〇年
第4章 「黒社会」と暴力団の結託
第5章 国際犯罪と国際テロ
第6章 二一世紀の警察像は―
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
石
1
ちょっと古い本だが勉強になった。犯罪の種類、日本・海外の組織、国籍等、今とは情勢が違うだろうし、警察の対策が進んでいる部分も多いだろうが、全然進まない部分、悪化している部分もあるだろう。警察の現場の責任の明確化、「警察署長はなぜこの地域で強盗が多いのか説明する義務を負う。自動車盗が連続発生するのはどうしてか、本部長は本部長として、警察署長は署長としての責任を明確にして、どうすればこれらの犯罪を減らすことができるかを考えさせるのである」という、スリ担当の女性刑事も、警察はすごいし、大変だな、と思う。2022/03/12
メキシコ人
1
日本がこんなに外国人犯罪集団の餌食になってたなんてビックリ!日ごろのニュースではたまに見る外国人犯罪をつなげ合わせて掘り下げてみると、実はとんでもないことになっていました。やっぱりニュースとかの断片的な情報ではわからない事実はこういう本で知るしかない。そして、知った後にはとても重大なことだとわかる。。。2010/08/02