出版社内容情報
森内閣の2000年夏から第2次小泉内閣の2003年暮れまで、現代日本を代表する政治学者の時々の政論を収録
内容説明
森内閣成立から自衛隊のイラク派遣決定までの三年余、戦後日本が、これほどの不安に直面したことはなかった。国家の将来像をつねに見据えて書かれた政治、外交論集。
目次
1国家の弁証―二十一世紀日本の国家と政治(国際社会と国家―安全保障問題を中心に;有効な意思決定システム;国民の再生産)
2 森内閣期(リーダーの資質を問う選挙を;政権には安定より大事なものがある;モンゴルから日本を考える ほか)
3 小泉内閣期(小泉新政権の課題;小泉内閣の歴史的位置;九・一一、日本は何をすべきか ほか)
著者等紹介
北岡伸一[キタオカシンイチ]
1948(昭和23)年、奈良県生まれ。71年、東京大学法学部卒業。76年、同大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。法学博士(東京大学)。立教大学法学部教授を経て現在、東京大学法学部教授。日本政治外交史専攻。著書『清沢洌』(中公新書、1987、サントリー学芸賞受賞)、『日米関係のリアリズム』(中公叢書、1991、読売論壇賞受賞)、『自民党―政権党の38年』(読売新聞社、1995、吉野作造賞受賞)など
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