評伝 河口慧海

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  • サイズ B6判/ページ数 404p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120034114
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0023

出版社内容情報

日本人として初めて禁断の国チベットに潜入した黄檗宗僧侶・河口慧海。その冒険的生涯に仏教者としての光を当て、明治大正を生きた一人の骨太な知識人の情熱を描く意欲的評伝。

内容説明

明治期に、仏教の原点を求め日本人としてはじめて禁断の国チベットの内奥に潜入した傑僧・河口慧海(1866‐1945)。仏教者としての使命と情熱を貫いたこの近代日本屈指の骨太な知識人の生涯を辿り、あわせて明治という時代のダイナミズムと熱気を描く本格的評伝。

目次

堺北旅篭町
難波瑞龍寺
本所五百羅漢
宇治別峯院
鳥山三会寺
ロー州ツァーラン村
ラッサ・セラ大僧院
西蔵の講談師
ベナレス菩提樹軒
ヒマラヤの石南花
根津山精舎
ウパーサカ仏教

著者等紹介

奥山直司[オクヤマナオジ]
1956年、山形県生まれ。東北大学文学部卒業。同大学院博士課程修了。東北大学蔵の河口慧海コレクションを集大成した『河口慧海請来チベット資料図録』の編集に携わる。1986年4~6月、東北大学チベット学術登山隊人文班に加わり、中国チベット自治区、ネパールを踏査。現在、高野山大学教授。専攻は仏教文化史
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