風流大名蕎麦

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  • サイズ A5判/ページ数 221p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784120033292
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0021

内容説明

大岡越前が開墾した武蔵野新田で穫れた新蕎麦を賞味する将軍吉宗、夜蕎麦売を父に持つ芸者を贔屓にした茶人・松平不昧公、伊吹蕎麦に舌鼓を打った大老・井伊直弼など。蕎麦を愛したお大名のエピソードからなぜ赤穂浪士は蕎麦屋に集合したのかという謎解きまで、蕎麦を愛しつづけた日本人の「風流」を愉快に綴る。

目次

第1章 将軍・有名大名と蕎麦(大岡越前と将軍吉宗;松平不昧公がご三家に振舞った意外な蕎麦 ほか)
第2章 頃は元禄、お蕎麦の出番―虚実のあわいを楽しむ(蕎麦、食文化の晴れ舞台に登場;義士蕎麦 ほか)
第3章 天皇家とお公卿さん(昭和天皇と蕎麦;風雅・洒脱な公卿)
第4章 風流蕎麦―月と蕎麦の交響詩(月と蕎麦;十五夜と十三夜 ほか)

著者等紹介

笠井俊弥[カサイトシヤ]
1925年東京生まれ。1948年東京大学経済学部卒業。1991年日本製粉株式会社専務取締役退任。食品文化史、犬の文化史関係の広範な資料を収集し、雑誌等に執筆。テレビ・ラジオにも出演
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感想・レビュー

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星落秋風五丈原

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『風流大名蕎麦』というタイトルは、その名の通りの蕎麦について 語ったわけではもちろんなく、「蕎麦」「風流」「大名」とそれぞれに ついて述べている。けれど結局は、蕎麦についての記述が断然多い。 蕎麦がらみの作品が山と出てくる。一番登場するのは忠臣蔵。 当時、庶民が最も好きなドラマと最も好きな食べ物の最強タッグ。将軍吉宗、松平不昧公、大岡越前、中村仲蔵、太田蜀山人、木曽義仲。 人々が、いかに蕎麦を愛したか よくわかるエピソードがたくさん載っている。どんな季節にも、どんな人にもあう、素直な食べもの、蕎麦。2004/04/23

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