内容説明
極寒の氷原から灼熱の砂漠まで…公務で世界を駆け巡る宮様が、わずかな自由時間に覗かれたファインダー。その眼差しは自然や動物、人間に対する深い愛情に溢れ、宮様の素顔が見えてくる。写真とエッセイで綴る高円宮様の「素顔の一瞬」。
目次
カナダ
スペイン
アルゼンチン
エジプト
タンザニア、ザンビア、ケニア
グリーンランド
モロッコ
コートジボアール、ガーナ
沖縄
韓国
著者等紹介
高円宮憲仁親王[タカマドノミヤノリヒトシンノウ]
昭和29年三笠宮崇仁親王の第3男子としてお生まれになる。昭和53年学習院大学ご卒業後、カナダのクイーンズ大学にご留学。昭和56年ご帰国、以来現在まで国際交流基金の嘱託。昭和59年、鳥取久子さまとご結婚、高円宮の称号を賜る。海外経験の豊かな妃殿下とともに広く国際友好親善にご活躍。また、ご関心の深い音楽・舞踊などの芸術分野、サッカー、ホッケー等スポーツの分野のほか、環境・教育問題にも活発な支援活動を続けられている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なにょう
10
★自由闊達、そんなお人柄が伺われる。各国訪問記。アルゼンチン、イグアスの滝。グリーンランド、スペイン。トレド大聖堂の天井凄い。そしてアフリカ。★コートジボワールとガーナ。もともと同系統の民族が住んでるのを、仏英が南北に分割したそうだ。同じ民族ながら異なる発展の道をたどったそうだ。朝鮮半島みたいな?野口英世が死んだのはガーナ。キリマンジャロの麓には田んぼが広がるとか。★わかりやすく、さりとて堅苦しくならないように時々、冗談も混ざる。2016/01/30
Naoko
2
フォトエッセー。世界旅行をしている気分になれます。筆者のユーモラスな語り口が良いです。2014/06/21
a19
1
平成14年11月に急逝された高円宮さまのフォトエッセイ。婦人公論で連載されたものをまとめたもの。この本の初版は2002年10月7日発行。この本が世にでてまもなく高円宮さまはご逝去されたことになるのかと最後に気づきしんみり。もう20年前。高円宮さまの気さくさが文章から伝わってくる。外国訪問時に撮影された写真がたくさんあったが、中でもアルゼンチンとブラジル国境にあるイグアスの滝の写真でしばらく時が流れた。目の前で水が流れ落ちているかのような迫力。いつ次に来られることが分からない想いも入っているかのようだった。2022/12/18
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