内容説明
英・仏・露による翻訳を詳細に比較検討することによって明らかになる、「雪国」の前衛芸術性―。その非小説性の中に、21世紀文学に連なる新たな系譜を解き明かす。
目次
「雪国」は小説なのか―外国語訳「雪国」を読む
「伊豆の踊子」―虚構のカタルシス
「たまゆら」―不在の小説あるいは小説の不在
「水月」―物語内容と物語構成
「みづうみ」―作品「みづうみ」はいかに構築されているか
「古都」―作品「古都」のダイナミズム
「源氏物語」と川端文学
著者等紹介
田村充正[タムラミツマサ]
1956年、さいたま市生まれ。早稲田大学第一文学部ロシア文学科卒業、同大学院文学研究科修了。現在、静岡大学人文学部教授。専門、比較文学・ロシア文学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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