中公叢書<br> 将軍の庭―浜離宮と幕末政治の風景

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中公叢書
将軍の庭―浜離宮と幕末政治の風景

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  • サイズ B6判/ページ数 268p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120032752
  • NDC分類 210.58
  • Cコード C1021

内容説明

江戸の春、将軍の庭に遊ぶ人々。将軍とその一門、政府高官や京の公家たち。江戸宮廷の華やかな園遊会。江戸の秋、大坂で客死した将軍の棺が上陸する。庭を沈黙が支配し、待ち受ける政府面々を憂色がつつむ。将軍の庭だった浜離宮庭園―この場所と風景についた歴史の追憶。あるいは浜庭に交錯する政治と儀礼。よくもあしくも私たちの江戸があり、「始まりの終わり」の場所がある。

目次

第1部 花の御庭(最後の桜―浜御殿奉行;宮廷の庭―浜御庭拝見;奥と御成)
第2部 嵐の庭(「芸術」の庭―黒船・砲術・電信機;改革の庭―将軍家茂上洛始末;「瓦解」の庭―内憂外患を過ぎて)

著者等紹介

水谷三公[ミズタニミツヒロ]
1944年生まれ。東京大学法学部政治学科卒。東京都立大学教授を経て、現在、国学院大学教授。行政学、日英近代政治専攻
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感想・レビュー

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富士の鷹

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江戸幕府に浜御殿奉行などという役職があったこと、この職を幕末に代々世襲していた木村家にスポットあてながら、幕府側からの幕末を切り取ったドキュメンタリー。浜離宮が舞台のせいかなぜか読後感は爽やか!私の読書は、「軍艦奉行木村摂津守」にto be continued!2009/08/26

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