中公叢書
新 桜の精神史

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 244p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120032516
  • NDC分類 910.2
  • Cコード C1095

内容説明

なぜ人は桜に魅せられるのか。なぜ桜は美の結晶なのか。花に憧れた日本人の美意識の源流を探り、「神のあやしきめぐみ」(宣長)と評された桜の意味を解く。

目次

第1部 花狂いの達人たち(万葉人花への眼ざし;平安貴族にみる桜;西行と桜;兼好と桜;世阿弥と「花」 ほか)
第2部 民衆と桜(民衆と桜;「サクラ」の古層観念)
第3部 桜花の美学

著者等紹介

牧野和春[マキノカズハル]
1933年鳥取県生まれ。慶応義塾大学文学部卒。ジャーナリストを経て、1968年牧野出版創立。1992年、同志と共にふるさと新構想研究会結成。99年まで初代代表。巨樹研究家としても知られる。現在、惜水社社長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

TANA

0
3年ほど積ん読にしていた。昨夜帰宅したとき、家の窓からみえる桜が開き始めたのを見て、読もうと思った。面白いが学術的なものではない。著者の博識や、対象への思い入れは非常によく伝わる。著者がどのように「桜」や「桜にまつわる詩歌」を愉しんだかはよくわかる。著者の視点に同期するように読めば、とても楽しめる。桜にまつわる詩歌は豊富にとりあげられている。それをよむだけでも十分に面白い。2014/04/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/646500
  • ご注意事項

最近チェックした商品