奪われた祖国ポーランド―ミコワイチク回顧録

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  • サイズ B6判/ページ数 397p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120031274
  • NDC分類 312.349
  • Cコード C0098

出版社内容情報

ナチスに蹂躙された祖国に侵攻してきたのは連合国のソ連だった。亡命政府を率いてチャーチル、ローズヴェルト、スターリンと渡り合い、テロに抗して国家の自立を希求した宰相の苦闘

内容説明

ナチスに蹂躙されたポーランドに侵攻したのは連合国側のソ連だった。亡命政府を率いて、チャーチル、ローズヴェルト、スターリンと渡り合い、共産主義者のテロに抗して、国家の自立を希求したミコワイチクの苦闘。

目次

平和なき戦勝記念日
強奪
同盟国
カティンの森事件
愛国者の喪失とそれ以上のこと
背信
宥和の解剖
ヤルタ
妄想
“人民民主主義”
祖国
脅迫
レファレンダム
自由選挙
ソヴィエト化
強まる締め付け
最終局面
脱出
結論

著者等紹介

広瀬佳一[ヒロセヨシカズ]
1960年生まれ。筑波大学大学院修了、法学博士。在ウィーン日本大使館専門調査員を経て、現在、防衛大学校総合安全保障研究科助教授。主な著訳書に『ポーランドをめぐる政治力学』『ヨーロッパ分断1943』『ヨーロッパ変革の国際関係』『冷戦とは何だったのか』(共訳)などがある

渡辺克義[ワタナベカツヨシ]
1960年生まれ。東京大学大学院単位取得満期退学、ワルシャワ大学大学院修了、Ph.D。日本学術振興会特別研究員を経て、現在、山口県立大学国際文化学科助教授。主な著訳書に『カチンの森とワルシャワ蜂起』『語学王 ポーランド語』『中・東欧のことばをはなしましょう ポーランド語』『アンジェイ・ワイダ 自作を語る』(共訳)などがある
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