内容説明
著者は米国務省の朝鮮担当官として、初めて公的に北朝鮮を訪れた交渉団の一員であり、その後一貫して北朝鮮との交渉に携わってきた。南北関係だけでなく超大国の利害が複雑にからむ諸交渉を経る中で、誇張されがちな北朝鮮の実相を次第に把握してゆく。未公開の資料と写真を満載し、北朝鮮をめぐる外交交渉の最先端を語る。
目次
第1章 関与―秘密接触
第2章 平壌の第一印象
第3章 「交渉―第一ラウンド」
第4章 交渉―学習の開始
第5章 瀬戸際への旅
第6章 「金日成」以後
第7章 寧辺への旅―合意履行の始まり
第8章 薄氷を踏む危うさ
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