内容説明
象軍を率いて古代ローマに迫ったハンニバルがアルプス越えに用いた思いがけない方法、人類と鉄との意外な出会い…地球科学者が挑む古代の謎。
目次
人類と隕石起源の「鉄」との出会い
「鉄の石」とアンコール・ワットとスコータイ遺跡
アルプスを越えたハンニバルの象軍
掘り出されたポンペイの庭園
黄金の箱に眠るマケドニア王フィリッポス二世
消えたナバタイ王国の再発見―その栄華と没落と
南仏プロヴァンス沖で発見された先史時代の海底洞窟
ヒトの進化と科学・技術文明の凋落
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takao
2
ふむ2021/06/24
hal
0
考古学と科学的な分析の知見を元にしたネタ集のような感じ。エジプトのミイラに使われているコールタールに関する話は興味深い。あと、発展途上国が赤道付近に多い理由を地質学的な面からも説明できるかもしれない点は考えさせられた。日本はこの面でも恵まれている。2018/11/24
