牧野伸顕日記

牧野 伸顕【著】/伊藤 隆/広瀬 順晧【編】

中央公論新社（1990/11発売）

• サイズ A5判／ページ数 775p／高さ 21X15cm
• 商品コード 9784120019777
• NDC分類 210.7
• Cコード C0020

内容説明

若き昭和天皇の側近として、摂政就任、御成婚から、軍部の台頭、国際聯盟脱退のころまで、時世の転変の中心にあって、政界・軍部そして天皇周辺の動きを刻々に書き遺した貴重な記録。

目次

１　摂政問題・御洋行・御成婚
２　牧野の内府就任まで
３　大正末年の政争と大正天皇崩御
４　昭和新政と田中内閣
５　浜口内閣と減俸問題
６　満州事変・国際連盟脱退
７　２．２６事件以後

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Haruka Fukuhara]

大部の一次資料でとても読みこなせないのでパラパラめくったあとは解説（伊藤隆先生）を読んでとりあえず一読完了ということに。有力な政治家・側近だったということしか知らなかったけど、吉田健一の祖父（娘が吉田健一の母；吉田茂の妻）にあたる方なんですね。吉田健一が中心になってまとめた回顧録もあるようなので次はそちらを手に取ってみようかと思います。

2017/05/24