感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こひた
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未だに風刺の対象として残ってしまっているような社会のジレンマや、貸本時代らしい漫画家の金銭や承認の苦労に創作のつらさ、周りの毀誉褒貶等の描写が読み手に迫ってくる。公害や製薬利権問題にマヨナカテレビみたいな世界観の「ヘンラヘラヘラ」、情報商品皮肉の「お助けじいさん」、貧富差や保育園不足なんかをブサイクな神様？が解決する「コケカキイキイ」、恨み言は伝染性があるという「ボヤ鬼」、デスノが後に出た時類似が話題になった「不思議な手帳」、各話での幸福の探求。2016/04/23
