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内容説明
変るソ連、変らぬソ連。ゴルバチョフ登場前後の微妙な変化を、多彩な人間群像の中に鋭く捉えた、ソ連観察の白眉。
目次
秋(詩人マヤコフスキイの子供向けプロパガンダ;亡命演出家とガンカ劇場;トウキョウとモスクワはどちらが隔離社会か;詩人パステルナークとショパンの夕べ)
冬(編集者ミロークと恋人たち;社会考現学としてのシュクシンの短編;ソ連に人種偏見はあるか;チェネルンコ葬儀への市民の反応)
春(レーニン図書館で日ソの対話;ボリースははたしてKGBのエージェントか;グルジアへの旅;オリンピック村団地の住民集会;『ドクトル・ジバゴ』受難の歴史)
夏(作家ラスプーチンとの出会い;パステルナークの墓地と別荘;ハイジャックで死刑宣告をうけた男の訪日;サハロフを擁護するニホン・サハロフ委員会の擁護;逮捕されたゲンナージイ・モロゾフの母;パリのネクラーソフ)