KJ法―渾沌をして語らしめる

KJ法―渾沌をして語らしめる

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  • サイズ A5判/ページ数 581p
  • 商品コード 9784120015175
  • NDC分類 141.5
  • Cコード C0030

目次

1 序論
2 人間行為の首尾一貫性
3 W型問題解決のプロセス
4 狭義のKJ法1ラウンド
5 評価と衆目評価法
6 KJ法のグループ作業
7 取材の方法
8 探検ネット再論―KJ法の実務化
9 会議討論法
10 累積KJ法
11 思想としてのKJ法
12 展望

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

崩紫サロメ

10
大学で一通り習うであろう思考・整理法「KJ法」考案者による「原典」。フィールドワークなどでの活用例を読んでいると大学で習ったものはKJ法のほんの一部であったなど、いろいろ気付きがあった。だが、面白かった(失礼ながら笑えた)のは、川喜田氏と自身への揺るぎない信念「KJ法とは技術であり、思想であり、また科学でも宗教でも芸術でもある」(p.440)「国際的な文化として定着するために少なくともエスペラント版と英語版を出す」p.560)などのあたり。2020/01/09

しのジャッキー

2
KJ法ってこんなに深いのか・・・!2016/12/02

0
(1986,141)混沌上等、それをどう秩序立てるかを書いた方法論、いや哲学と言える。科学という学問(実験科学に対する野外科学)のため難解重厚→閉架行きなのが惜しい。齋藤孝氏が似たようなことをかみ砕いてたくさんの本にしている感じする、たまたまか、真似してか。混沌の塵が多いほど、閃きが多く大きくなる可能性を恐れ、世の中に整理整頓ファシズムが跋扈しているのかもしれん。片付け本への違和感からここまでたどり着き、蒙を拓かれたけれどまだ無明の霧の中(p448)。これを展示の中でどう示すかは、KJ法の真似事で・・。2020/05/06

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