内容説明
軍歌、軍国歌謡、少国民愛国歌…これら多くの歌が、いかにして生まれたのか。歌は、人々にどのような影響をあたえたのか。現代社会が触れようとしない事実を音楽文化研究家・長田暁二が明らかにする。253曲の楽譜・歌詞も掲載。
目次
第1章 維新より日清戦争(1865~1895)
第2章 式典歌(1869~1940)
第3章 日露戦争前後(1900~1910)
第4章 兵科の歌(1911~1944)
第5章 第一次世界大戦より日支事変直前まで(1914~1936)
第6章 兵隊ソング―非公認の兵隊愛唱歌(1900頃~1961)
第7章 軍国歌謡(1918~1945)
第8章 日支事変(1937~1941)
第9章 国民歌謡(1936~1945)
第10章 少国民愛唱歌(1904~1945)
第11章 太平洋戦争(1941~1945)
第12章 戦後の歌(1945~1993)
著者等紹介
長田暁二[オサダギョウジ]
音楽文化研究家。昭和5年3月19日岡山県笠岡市生まれ。昭和28年駒沢大学英米文学科卒。大学卒業後、キングレコード入社、童謡担当ディレクターを振り出しに30年間に亘ってディレクター一筋道。ポリドール学芸部長、徳間音楽工業株式会社常務取締役を経て、57年10月、明治音楽企画を設立して代表取締役に、現在に至る。昭和33年、レコード界初の芸術祭賞(児童のための音楽入門レコード『チュウちゃんが動物園へいったお話』)に始まり、芸術祭奨励賞3回(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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