内容説明
「古代出雲」三部作、ついに完結!古事記の神話から古代史を紡ぎ、関東平野へ続く神々の足跡をたどる壮大な論考。最新古代史研究+科学的検証の精妙な合体!徐福と須佐之男、大国主と天照大御神の縁結び、さらに邪馬台国出雲説、源氏に連なるイザナキ・イザナミの系譜を追う!
目次
1 神々のプロローグ(神々の登場;稲作民の日本列島への道;朝鮮半島の無文時時代;「もし徐福」なら;弥生時代の始まり)
2 天照大御神の誕生と伊勢神宮への道(太陽信仰から天照大御神へ;天照大御神を奉る人々;倭国大乱;伊勢神宮への道)
3 櫛描文土器の東征(出雲から越・信濃及び東海へ;暦年代による櫛描文土器の東進の時期;関東地方への櫛描文土器の進出;弥生後期後半から古墳時代初期の関東平野)
4 『出雲国風土記』(古代出雲の流転;古伝承;出雲国の郡司;稲作祭祀と大国主の国家祭祀)
5 神々のエピローグ(神話の舞台;神話から日本史へ;古墳時代の天皇の系譜;神々の盛衰)
著者等紹介
横田保秀[ヨコタヤスヒデ]
1950年生まれ。2010年3月、定年退職。退職後の活動として、出雲の弥生時代を中心に古代史研究に取り組む。「東東会」「東アジアの古代文化を考える会」「ユーラシア研究会」会員を経て、現在は「歴博友の会古代東国探訪学習会」へ参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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