新潮「旅」ムック
日本鉄道旅行地図帳 〈満洲樺太〉

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  • サイズ B5変判/ページ数 68p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784107900333
  • NDC分類 686.21
  • Cコード C9426

出版社内容情報

戦後60年で初めて満州の鉄道の全貌を明らかにする地図帳。鉄道ファンだけではなく、満州に興味を持つ研究者、一般の読者も注目せざるを得ない1冊です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KF

9
買って読んで実家に置いておいたのだが、本人にすれば「大切に保管しておいたのだが」、あっさりと母に捨てられてしまった。なんでも処分してしまう性格なので保管する場所を誤った自分を責めざるを得ない。

さばずし2487398

6
広さもあるが満州と比べて樺太のページがかなり少ないのが少し残念。しかしそれでも各路線図とその名前、各駅の開業年月日などが記されてあり、資料としても大変貴重。駅弁の表紙とか、西洋造りの大きな当時の駅の写真など、リゾート地としての面影も偲ばれる。 樺太の駅名がなんとも美しくて、何度か路線図を見たくなる。戦前の僅かな期間の間、日本が相当開発に力を入れていた様子が凄く伝わる。2020/02/26

bittersweet symphony

3
正縮尺の鉄道地図帳の謳い文句で刊行されたシリーズ。その後類書がいくつも出ましたが、こちらは刊行開始時から予告されていた日本の旧植民地に敷設されていた鉄道路線を取り扱ったもの。こういうものに需要があるのが不思議。1906年の満鉄設立から1945年の敗戦まで39年間、内地では知られずかの地(のみ)で活躍した建築家が多数おり、本書の性格上駅舎のみが紹介されていましたが、その足跡を建築物と共に追いかけるのは面白いテーマになりそうです。2009/11/27

Yanabod

2
ありそうでなかった本。戦前の文献は軒並み無くなっているので、鉄道および都市の鳥瞰図などが記載されている本書は歴史書としても貴重な文献だと思う。大連が1大都市となり長春が新京に変化した流れが、ダイナミズムにわかります。外地と呼ばれた都市のほうが実験的かつ先進的だったことがわかります。2013/01/26

yoneyama

1
古書店でしか手に入らないものを解説付きで改めて再発行してもらったような企画です。真岡豊原間のループ橋、写真は有名でしたが、地図で詳しく書いてあってようやく意味がわかりました。母が北満の出身で、小さな駅の満鉄社宅でした。15年ほど前一緒に現地を旅行をしたのですが、そういう小さい駅の開業年などもあり、たいへん興味深い資料です。写真や絵はがき、切符などの図盤も多く、当時のインタナショナルな雰囲気を齧る事もできました。2015/09/16

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