出版社内容情報
経営難の恐竜園「江の島ディノランド」で働く、須磨すずめ。研修も後半に差しかかる中、本社からついに園の経営にメスが……。今年度の黒字化と来園者数の5倍増を達成できなければ、「閉園」が決定するという。動揺する飼育員たち。恐竜たちの未来はいかに――!?
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
にゃむこ@読メ13年生
6
すずめが勤務する「江の島ディノランド」が閉園の危機に。今年度(2022年度)の黒字化と来園者数5倍増が未達の場合は25年度に強制閉園が本社から告げられる。園に携わる者すべてが知恵を出し合い、SNSのフル活用等で集客率アップを狙う。衰弱して展示機会の減った花子へのライブカメラ設置やお散歩するプシッタコサウルス目線でのカメラ撮影等。実際の動物園や水族館でも直面する/している問題で、各園も工夫を凝らして対策に乗り出しているが、さて江の島ディノランドはSNS以外にはどんな対策に打って出るのかな。2025/11/17
きまたよ
6
「江の島ディノランド」閉鎖の危機。回避するには来園者を大幅に増やさなければならない。SNSや商品提携、特別展示などの方策が進む。リアルの動物園や水族館でも課題となっている問題。場所は江の島で有利なので頑張って連載を続けてほしい。2025/11/11
かなっち
4
2025年11月新刊。経営難の恐竜園で働く、新人飼育員の奮闘を描いたお仕事&恐竜物語第8巻。遂に本社から園の経営にメスが入り、今年度の黒字化と来園者数5倍増を達成できなければ「閉園」が決定するというお達しがありました。恐竜たちの未来は飼育員の手に掛かることとなり、皆は一様に動揺しましたが。ですが、恐竜が大好きでガッツある職員しかいないので、直ぐに立ち直って対策を考えるのです。そして実行し、また足りない点を考察し、再試行する。そんな熱い想いに、どうかどうか上手くいきますように…‼と、願わずにはいられません。2025/11/26
gachin
1
暴竜が寝る際、頭部は持ち上げてただろうか。頸部の負担を減らす為にも、頭部も接地して伏臥してても良いように思う。恥骨は重心のすぐ下にあるので、吻側半身を持ち上げるのも楽にやれると思う。/ ワンピースのイーストブルー編みたいな空気感がとても心地よい。すごく巧いものに接するとニヤけるのが止まらなくなる。2025/11/26




