出版社内容情報
一緒に居ることが自然になり、森の仲間たちもきつねとうさぎが共に生きている様子を見守るように。そんな時に、うさぎは生き別れの母と奇跡的に再会する。きつねに背中を押され、母ときょうだいたちと別の森で暮らし始めるうさぎ。それから数ヶ月が経ち、2匹はそれぞれ平和に暮らしていたが―――。食うものと食われるものの愛の物語、堂々完結。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かなっち
2
2025年7月新刊。食うものと食われるものの愛の物語、とうとう完結を迎えた第4巻。癒し担当の優しい物語でお気に入りだっただけに、これで終わるのはとっても寂しいのですが。最後に相応しく、種族を超えた2匹の大きくて深い愛情に感動しました。と同時に温かく見守ってくれる、周囲の仲間たちにも。途中離れ離れになった時にはハラハラさせられましたが、それが結果的に彼らの絆を強くしたんでしょうね。兎にも角にもおめでとう、末永くお幸せに‼ …寿命問題や食糧問題等突っ込みどころは多々ありますが、絵本のような良いお話でした。2025/08/18