出版社内容情報
将軍警護の為に組織された「浪士組」。しかし、発起人の清河八郎は京都に着くや否や尊王攘夷の為に動くことを宣言する。将軍への背信に憤慨した芹沢鴨は、土方たち試衛館一門と共に浪士組から袂を分かつことになる。最強の剣客集団を目指す土方歳三の、組織の実権を掌握する為の戦いが始まる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Die-Go
36
司馬遼太郎の傑作をコミカライズ。原作とは風味を変えているのが、今回は若干仇となったか。★★★☆☆2023/08/08
やすとみくろ
6
うーん……。恐らくわかりやすさに重点を置いて、コミカライズとして再構成しているんだろうけど、原作との雰囲気の違いは感じるようになってきてしまった。話の細かな違いにはそこまで違和感は無いが、問題というか、やはり好みが出てしまうのが、避けては通れない人物の解釈とキャラ付け。今回登場の谷兄弟がキャラデザ含めてかなりイメージと違うのに加え、芹沢鴨がどうも軽く見えて、印象が良くない。表情もそうだが、単純っぽさを出すのは芹沢を描く上じゃ悪手なんじゃないかな。全体的にもう少しリアル寄りにして欲しい。2023/08/08
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