出版社内容情報
お客様は仏様です。此岸と彼岸の境界に存在する、死役所。ここには、自殺、他殺、病死、事故死……すべての死者が訪れる。罪無き者は、天国へ。罪深き者は、地獄へ。あるいは――。“文化祭でバンド…モテる…”置き忘れた青春を、見つけにいきませんか? 魂抉る死者との対話、友情の第23巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かなっち
5
お客様は仏様です。此岸と彼岸の境界に存在する、死役所に来た仏様の物語…第23巻です。ここに来るのは訳ありのお客様ばかりなので、毎回考えさせられたりイヤな気持ちになったりするのですが。今回こちらのレビューを読んでから望んでたので、胸糞の悪さが軽減されて助かりました。だって、二つの案件とも後味の悪いお話でしたから。性犯罪を見過ごしたのは問題外ですが(先生のことが好きだったのでは?とか、どの口が言いますか!怒)、幸せの絶頂で他人の自殺に巻き込まれるなんて…。死を選ぶ前に、ゴリラを羨む前に、小さな幸せに→2023/06/17
祐樹一依
4
【◎】イイネイイネ、今回はまたずいぶんと身につまされる話だった。「死後」があればこういう振り返りがあっても確かにおかしくはない。これも邂逅。2023/08/24
金色
3
死ぬなら迷惑かけるずに死ねよ。 樹海での自殺は死んだ後は迷惑かけるけど、死ぬ時は迷惑かけない。 こういう事か。2023/06/30
Michiko Kikuchi
2
巻き込まれは悲惨じゃな。2023/11/19
いまちゃん
2
3話載っているけど、最初の話は胸糞悪かったわ。男児といえど性被害をみすごすとは…。でも、自分が同じ立場になった時に告発する勇気はあるのだろうか。そして、その被害者ってハシ本さんだよね。そう考えると、闇の連鎖怖い。2023/05/12