出版社内容情報
国境地帯での共和国と王国の“軍事衝突”を受けて連邦が派兵。王国軍が退くことで事態は“平和的解決”を見た。時同じく共和国内は次期首相が決定する選挙期間に突入。各国各党の思惑が入り乱れ、政局は思いもよらない展開に――!? これは血と鉄で刻む、“戦後を直視する物語”。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yappy!
7
カルロ・ゼンの本領発揮、政治のやりとりって難しいなぁ。 経済の話は、読者としてみると冷静に見れてわかりやすいけど、実際は勉強してないとこの部分は理解できない人が大部分なんだろう。もっというと国よりも自分の利益が確保されそうな体制の下につけばいいという感覚なんだろうなぁ。どの道も茨。この結果がでそうな次巻が楽しみ!2022/08/18
Ex libris 毒餃子
5
内政もヤバい2022/08/20
冬桐
4
どんどん政治も絡めて加速する共和国の独立と平和の維持。 まさに今の世界情勢と日本の政治を見ているみたいで勉強になる反面、この首相がどうなるのか、王国の思惑などなど色々なことが次あたりで爆発しそうで怖いww 戦後しか知らない若者たちが、これからどうやって動いて、魑魅魍魎うごこめくこの世界で立ち回るのか、モニカたちの活躍が期待されそう。 それにしても、大佐たちがやっていることって、日本に置き換えると‥‥。 世界情勢など今のうちにできる勉強をして、視野を広げておこうと学べる一冊。2022/10/19
ネタバレ:トキメキのあまり展開してしまう存在しない記憶たち
4
政治屋じゃない政治家がトップに立つとこうなるのか……2022/08/12
毎日が日曜日
4
★★★2022/08/10
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- 和書
- 会津近代民衆史