出版社内容情報
フランス国王ルイ15世、倒れる――その報せはベルタンにとって盟友との別れを意味するものだった。同時にこれから運命を共にする者との出会いも――。王妃との謁見に向けて準備を進めるベルタンは髪結いレオナールに、ある約束を果たしてもらう。若い2人に引き継がれようとするフランスは運命の大きな転換期を迎えようとしていた――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
manamuse
19
夜中、感想を打とうとして寝落ちしてた…。表紙のルイ16?世…オーギュスト嫌い。ベルタン、名前で呼んでもらってよかったね〜!ニヤニヤしちゃった♡公妾の追放でベキューとはオー・ヴォワール。そしてマリー・アントワネットとお初にお目にかかります!ドレスがキラキラしててキレイ✨2023/01/16
軍縮地球市民shinshin
11
とうとうルイ16世即位。王妃マリー・アントワネットに謁見したベルタンは王妃付きモード商になるんだろう、多分。しかしよくフランスの風俗史を勉強している作家さんで、毎回感心する。今巻も大革命前のパリの描写が素晴らしい。2022/02/12
ミキ
9
いよいよって感じですね。ここまで早かったな。2024/01/28
毎日が日曜日
7
★★★★2022/02/13
いりあ
4
Webサイト「コミックバンチKai」で連載中の磯見仁月の「傾国の仕立て屋 ローズ・ベルタン」の第6巻です。マリー・アントワネットに重用され「モード大臣」と呼ばれたローズ・ベルタンを主人公にした作品。オーギュストの生い立ち、ルイ15世の崩御、デュ・バリー夫人の追放、新たな王の誕生とめまぐるしく状況が変わっていきます。新時代の到来と時を同じく、ついにベルタンはアントワネットに謁見します。ついにここまで到達しました。一方で、デュ・バリー夫人の別れはちょっと寂しい。本作でデュ・バリー夫人のイメージが変わりました。2025/08/23