感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
るぴん
41
現役藝大生達が天才と呼ぶ「口笛の世界チャンプ」と「現代の田中久重」、そして上野駅を1人で徒歩で測量した建築科の人の話にも圧倒されたけれど、音校の楽理科の人の話が印象的だった。幼い頃から親にやらされて音楽が大嫌いになったり、藝大卒業後はすっぱりと音楽を辞めたり…。単純に「好き」だけではない業のようなものを感じた。ルーブル美術館のニケ像の前で５時間も動けなかったという奥様も、やはり藝大生なんだなぁ。2021/05/04
えも
20
原作者の藝大潜入取材が進むにつれ、藝大生の生態が次第に明らかにされる、というより、次第にカオスが深まっていくようで楽しい。この天才たちの楽園は、かつて過ごしていた大学の雰囲気にも通じているから。2024/04/18
雪見だいふく
6
色々凄い人たちが今回もてんこ盛り。 でも、芸術系の人達は特にそのまま仕事にして生活していけるのは少数派なんだろーなー……2019/12/04
papakiti
4
すごい人達が続々登場！ますます次巻が楽しみです。2022/01/10
祐樹一依
4
【◎】そうか…改めて想像するまでもなく、世間一般が考える「天才」の集まりなんだな藝大は。そりゃあそうだ、全国の有象無象のスキルの持ち主がそれを自ら更に高めていくのだもの、当たり前のようにプロフェッショナルが存在している。彼らが「ただの大学生」だと思うのは大間違いだ。2021/07/06
