感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
吉田あや
44
ナイルを下り、運河を通り、海路でアレクサンドリアへ向かうプリニウス一行。着いたと同時に荷物改めで、書簡・記録等、文字の書かれているものは規定により全没収!その上、預かった文献は図書館で写本を作ってそちらを返却。原本を返してくれないのー!?と、読者の私も白目になりそうな衝撃。世界の全てを記録せんとする大図書館とはいえ、手紙やフィールドワークで得た知識の記録の原本を没収は辛すぎる。でも、そのかわり、アレクサンドリア図書館の膨大な資料も読み放題。悩ましい。(⇒)2025/01/11
くりり
44
暴君ネロをほったらかして、 プリニウス様の御一行は世界七不思議の探求に... ミノタウルスロボ発進!!(笑)2019/07/25
wata
36
ネロの思考はやっぱりヤバい…なんだこの人?!プリニウス様、逃げろ~!!2019/07/30
ぐうぐう
28
プリニウス一行の世界七不思議の旅と、猜疑心に苛まれる孤独の皇帝ネロのローマが描かれる第8巻。まるでトーンの違うふたつの世界が並行する構成は、七不思議をとり・みきが、ネロをヤマザキマリが担当することで、とてもスリリングな効果を生んでいる。それでいて、不思議とマッチしていく感覚もあり、これぞ合作の醍醐味を感じさせるのだ。そして二人ともが、史実の隙間にイマジネーションを最大限に込め、物語を躍動させているのもいい。2019/04/11
阿部義彦
24
連載再開を喜びたい。ポッパイエの毒殺をきっかけとして、ネロが発狂。一方プリニウス一行は秘境で大活躍。ローマではありとあらゆる陰謀が渦巻きますます、目が離せません。2019/04/11
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- 和書
- これからは免疫学