出版社内容情報
とある惑星で暮らす、ロジカとラッカ。 彼らは、暇つぶしに穴を掘って“謎の円盤”を手に入れたり、 森の中で“秘密のダンジョン”を見つけたり、毎日楽しく過ごしている。 その惑星には、まだまだふたりが知らないことが沢山あって……。 新鋭ストーリーテラーが放つ、遠き惑星で生きるすこしふしぎな“ひとびと”の物語、開幕!!
紀ノ目[キノメ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
allite510@Lamb & Wool
12
ムーミン谷弁当エヴァンゲリオンふりかけ付き。善意とほのめかしだけではおさびし山は越えていけない。作者にとってのクルーヴハル島はどこ?2018/08/24
サイバーパンツ
11
アドベンチャータイム、ムーミン、キョロちゃんなどをバンドデシネっぽい絵でまとめあげた感じ。既視感は強いが、デザインの妙で独自の雰囲気を作り上げている。ほのぼのとした日常とその裏にある誰かの犠牲や死を隣り合わせで描くが、キャラクターの中に死の概念は無さそうなところが少し怖い。2018/10/28
zhiyang
6
文明崩壊後モノ。ロジカとラッカセイの言動はほのぼのしているけど、本人たちが意識していない世界の背景が少し暗いギャップが好きな人は好きだと思う。バクバクの話とか牛の話とか、必ず心に小さな棘を刺しに来る漫画。あとロジカのしょうもない言葉をいちいちアップで大袈裟に見せるところがクスリとして個人的にはツボ。2019/02/11
ふぉーく書店 読めない人の本屋さん
5
宇宙のどこかにあるとある惑星で生きる「ひとびと」のほのぼのとした日常を描く物語。 自由気ままに生きているかわいらしい生き物たちの暮らしとは裏腹に、少しずつ明らかになっていくダークな世界観にゆっくりと惹き込まれた。 心に棘が残る独特の読後感がクセになる1冊。2019/07/29
きのと
4
能天気微ダークファンタジー。結構嫌いじゃない2019/08/14