出版社内容情報
か弱い若だんなと妖たちが繰り広げる大江戸人情推理帖「しゃばけ」がついに漫画化!シリーズ累計270万部突破の人気小説「しゃばけ」が漫画化! 江戸の大店・長崎屋の若だんなはめっぽう体が弱く外出もままならない。しかしそんな若だんなの周りにはいつも”妖”の存在があった。ある夜、若だんなは手代達の目を盗み出掛けた先で、人殺しを目撃してしまい……!? か弱い若だんなと妖たちが繰り広げる、大江戸人情推理帖!
みもり[ミモリ]
イラスト
畠中 恵[ハタケナカ メグミ]
原著
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆんこ姐さん@文豪かぶれなう
20
前ハマってた、しゃばけシリーズのコミカライズ。みもりさんが作画担当ということで購入!こういう不思議系の話はみもりさん会うよな〜〜。仁吉も佐助もめっちゃイメージ通り!話の内容はほとんど忘れてたので続き楽しみ。2018/05/21
ムーミン2号
14
原作を読んだのは随分昔で、ストーリーはあまり覚えていない。病弱な若旦那が妖(あやかし)たちと織り成す物語…程度だが、面白く読めたのは記憶にある。鳴家(やなり)という妖がいまいちピンと来なかったのだが、漫画で見ればそんな感じ、と分かるのはいい。第1巻は起こった殺人事件がこれから解決に向かって展開していく、もちろんそこに若旦那と妖たちが絡んでくるのだろうが、その端緒。薬種問屋での若旦那の様子や小さい頃が描かれ、物語の背景がしっかり伝わってくるのはいいが、さぁこれから、で終わるのは残念。しかも次巻は2019年!2018/04/11
書の旅人
10
あおぞら図書庵に並べたい本を探し続けていまして、春には始める予定が滞っていますが、本だけは着実に増えています。絵本や漫画など、短時間で読めて、私の想いに沿ったものを選んでいて、この作品は正にドンピシャでした。幼い頃の一太郎の想い。「死んだら、いけないんじゃないかなぁ…」には、グッときました。ジャンルを問わず、本には人に伝えたり、動かしたりする力に満ち溢れています。その場を作る夢を信じて…。2018/07/08
まぁ
9
実に可愛いコミカライズでありました。若だんなは確かにほんわかしてそうだし、手代さんたちの心配具合のわちゃわちゃもこんな感じ感がします。妖怪も作画のみもりさんらしく主線が太くてどことなく墨絵っぽい雰囲気が好みでした。そして絵にすることで、若だんなが自分のことを情けないなぁと悔しく思っていることが実に伝わります。2018/05/13
getsuki
8
本編のコミカライズ一巻。若だんなもあやかし達も可愛い!だいぶストーリーを忘れてしまっているので、また原作を読み直したくなります。2018/04/17