出版社内容情報
時は明治、文明開化華やかりし頃…時代に逆行して妖怪の悩み相談を引き受ける不思議な貸本屋があった。その名も向ヒ兎堂(むかいうさぎどう)!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
masa@レビューお休み中
95
最近、妖怪ものばかり読んでいるような気がする。しかも、どれも毛色が違って面白いのだ。物語が始まってすぐに妖怪が出てくる。見事なまでにかわいい女の子に変身している千代はタヌキの妖怪。彼女は向ヒ兎堂という貸本屋にいる。この貸本屋、妖怪関係の書物を専門に扱っているお店なのである。時は明治。違式怪異条例というお触れが出回り、怪談・妖怪と名の付く本はすべて没収されてしまう。何かに困って、頼み事をしにくる妖怪たち。どこか情緒があって、人情味溢れているような気がする。心地よい空間、緩やかな流れ。この雰囲気大好きですね。2013/02/06
英知@マンガ専用
78
妖もの+古書店舞台ということで、好みな感じで気になっていた作品。人間なのに妖が 見える、向ヒ兎堂の店主・伊織。妖怪たちの悩みを解決したり、基本1話完結型のほのぼのな話みたいですね。でも違式怪異取締局の登場で何かありそうな感じです!伊織の目にも秘密があるようなので、その辺りも気になる!千代や銀のキャラも好きだなぁ〜♪絵が誰かの絵に雰囲気が似てるんだけど思い出せない! 2017/08/11
ブックマスター
68
私も試し読みをして、面白かったので買って読んでみました。あー…、やっぱ妖怪モノ好きだぁ…(笑)というか、気になる点がたくさんあって色々考えてしまう(苦笑)絵も綺麗だし、何より設定が個人的にはどストライクです。続き、気になるなぁ…。ということで、第2巻を楽しみに待とう♪
wata
49
妖怪でも共存共栄できそうな可愛らしいものばかり(^^)でも伊織さんはどうして片目だけ赤くて妖怪本ばかり集めるの?人?もののけ?2015/07/15
くりり
48
妖怪本を隠れて収集する不思議な貸本屋「向ヒ兎堂」。古狸がどうしてあんなに可愛いのか!? まだまだ謎だらけ…2014/07/28