感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
61
迷える(本当は迷ってなんかない)女性の前に現れる、寿司ネタ姿の精霊たち、それが寿司ガール。←たぶん間違ってる？楽しいことなんてひとつも無かった女王様の前に現れたコハダさん。清々しくも悲しく逝った女王様の物語に、これは重たい一冊かな、と思ったがそうでもない。つづく物語は、生徒に厳しく当たってしまう女教師と可愛らしい女子高生姿のイカちゃんのコミュニケーション。暴虐な女をおちょくる穴子軍団。時に寿司ガール目線だったりするが、お互いに影響を与え合って変わっていく女性たちの物語たち。コハダさん、スズキさんが好き。2024/01/24
バニラ風味
22
Ａｍａｚｏｎで評価が高いこのコミックを読んでみたいと思っていたら、偶然？必然？出会いました。一箱古本市で、ゲット。「お寿司の妖精」のような感じでしょうか。寿司ネタをかぶった彼女たちは、他の人には見えず、その人だけに見える、という存在なのです。最初は信じ難いけれど、だんだん、その存在が心の支えや癒しになってくるというストーリー。でも、ネタは悪くならないのだろうか、とか、ネタをかぶっていなければ生きていけないのだろうか、とか考えてはいけませんね（笑）。ちょっとシュールで不思議だけど、なんか和んでしまいます。2016/08/22
kochi
19
「寿司ガール」とは、なぜか頭に刺身が乗っていて、見える人にしか見えない人外の存在であり、大きさはまさに寿司ぐらいというか、寿司。可愛かったり、不気味だったりといろいろで、また、見える人には悲喜こもごもの影響を与えたりして、思わず、教訓を読み取ってしまいそうになるいわば寿司の妖精譚。天神さん一箱で、H女史オススメとして購入。半分懐疑的だったのだが、面白いし、グッとくるところもあるし、数コマ黒塗りにすれば、お子様にも大丈夫です。H様、もう疑いませんf^_^;2015/12/27
manamuse
15
ちひろさん→こちらへ。すごい好きなやつ♡寿司ガール可愛すぎる〜！特にイクラパトラ様・トリ貝さん♡悶絶。フィギュアあったら欲しいわ〜。闇深いし、ちょいちょい泣ける。2023年ベスト9エントリー！2023/06/08
阿部義彦
14
なんかシュールで斬新すぎますね。寿司ネタになりきった女子たちが、お客の家に住み着いて人生を見守るような不思議な物語。ちひろさん(連載中)とも繋がるものが有ります。安田弘之さんは絵柄を洗練させる方には初めから行く気がなく、あくまでも物語の人ではあります。一番のヒット作「ショムニ」を読んでないにわか読者ですが、お許しください。 ?2018/05/12
