内容説明
音楽の可能性を探り、純粋批評の夢を守りつづけて40年、その卓越した業績を初めて集成!ヨーロッパ留学から帰国後の1958年以来、「音楽の友」など諸雑誌に書き継いできた日記形式の時評風エッセイ―音楽を中心に時代風潮への批判と提言。
目次
東京日記1(日記;批評と日記;素材と伝統;ヨーロッパ・日本・アメリカ;若い演奏家たち ほか)
東京日記2(二期会の《ワルキューレ》;ムラヴィンスキー讃;ベロフの新しさ;斎藤秀雄さんを偲ぶ;武満徹と自然;ベンガンサをきく;Ashkenazy retrouv´e;音楽家の伝記 ほか)
東京日記3(クレメルをめぐって;ガウディ讃;オペラのリアリズム;リヒテルをきく―Chant d’amour;ミラノ・ピッコロ座;オペラさまざま)
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