出版社内容情報
読める、わかる――21世紀の小林秀雄。
女は俺の成熟する場所だった……昭和7年30歳、烈しく過ぎた青春の痛覚を、鋭く語った小説「Xへの手紙」。そしてこの時期のもう一つの記念碑「故郷を失った文学」、他に「現代文学の不安」など計32篇。
内容説明
女は俺の成熟する場所だった―。昭和七年三〇歳。熱く劇しく過ぎた青春の痛覚を鋭く語った「Xへの手紙」…。そして三一歳の洞察、「故郷を失った文学」。
目次
昭和七年(現代文学の不安;小説の問題1;小説の問題2;ヴァレリイの事 ほか)
昭和八年(「永遠の良人」;作家志願者への助言;手帖2;文学批評に就いて ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kai
1
男女の交際,友,感情の表現.2014/09/24
MatsumotoShuji
0
030305
またお
0
「女は俺が成熟する場所だった。(Xへの手紙)」 何度読んでもしびれるてしまう。とにかくかっこいい。 私は結婚していて、よく夫婦喧嘩するが、そのたびに心の中で「女は俺の成熟する場所だなぁ」などと考えてしまう。 私は小林秀雄のことを勝手に師匠だと思っている。師匠のような人でも嫁さんには苦労したのだ、などと妙な親近感を覚えたりする。2014/04/10
とりくずかご
0
『小林秀雄 全作品』が「第六次小林秀雄全集」のはずなのだけれど、読んだのと書影が違う……。他に見つからないので、とりあえずこれで記録にしておきます。「Xへの手紙」はいつ読んでもいいなあ。2010/12/13
0
再読。「Xへの手紙」よりも「故郷を失った文学」の方が超重要。単純に読めば、「日本回帰」という時代潮流に対して、「文学」に故郷なんてものはない言うことでそのような時代状況に対する「牽制」の効果を狙っていると見ることができる。ただ、もう一方でマルクス主義の講座派史観(二段階革命論)をあらかじめ無力化させるような「東洋」と「西洋」の差異/対立は既に乗り越えられた(ポストモダン的に!)と言語遂行的に「宣言」したテクストとしても見ることも可能である。2023/08/08
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