内容説明
反恋愛小説「盗賊」、自伝的異色作「仮面の告白」、貞淑な人妻の死に至る恋の心理「純白の夜」の3編を収録。新発見の「盗賊」異稿、創作ノート、詳細な解題を付す。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takumi
24
仮面の告白、すごいな、不思議と引き込まれてしまう!文章きれいで不穏な世界観、哲学的で惹かれてしまう。2016/04/27
OHNO Hiroshi
6
『盗賊』『仮面の告白』『純白の夜』 「盗賊」異稿 「盗賊」創作ノート 「純白の夜」創作ノート 改題・校訂 いずれにせよ『盗賊』を感動して読んだ。これの前には『仮面の告白』も僕には薄く感ぜられた。 いつの時代にも、自死は、かなりある。 Charの『気絶するほど悩ましい』の中の歌詞を想起する。 ”うまくいく恋なんて恋じゃない” 阿久悠の作詞であった。2021/01/21
マサミ
1
仮面の告白は以前読んだので、「盗賊」と「純白の夜」のみ読了。「純白の夜」は読みやすかった。不倫(?)だけど、純愛のような、実は上手な恋の駆け引きのような2人の恋。どうなるの?とハラハラしながら読みました。2014/09/26
a075
1
三島全集の第一巻にぴったり。何度も読んでいる作品もこの順番に読むのは新鮮。瑞々しくて挑戦的。2009/05/02
MatsumotoShuji
0
010110