内容説明
ナイロン・ザイル事件に想をえた清新な恋愛小説として世間の話題を集めた「氷壁」など昭和三十年十月から三十二年八月までの長篇三篇を収録。
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感想・レビュー
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kikizo
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いやぁ~読み応えがありました！2段組み699ページ。『黒い蝶』『射程』『氷壁』の3作品を収録。『氷壁』は再読です。ストーリ作りが上手いです。展開がどうなるのか、想像が出来ません。貨幣価値を無視すれば、今読んでも十分面白いです。ジャンル分けをすれば「純文学」なんだろうけど、下手な推理小説よりはるかに面白いです。全集は高いので、文庫本で分けて読むのがいいでしょうね。2014/05/21
