新潮日本古典集成 新装版<br> 今昔物語集―本朝世俗部〈1〉

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新潮日本古典集成 新装版
今昔物語集―本朝世俗部〈1〉

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  • サイズ B6判/ページ数 369p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784106208324
  • NDC分類 913.37
  • Cコード C0393

出版社内容情報

読みやすい! わかる! 好評シリーズが装いを新たに。古語辞典は不要です!

貴族、僧侶、武士から陰陽師、鬼、死霊まで――平安時代を生きた人々のさまざまな声が瑞々しく語られる。説話集の最高峰のエッセンスを原文で楽しむ。

目次
凡例
巻第二十二 本朝
巻第二十三 本朝
巻第二十四 本朝 付世俗
解説 今昔物語集の誕生  本田義憲
付録
 説話的世界のひろがり
 京師内外図
 登場人物年表
巻第二十二 本朝
大織冠、初めて藤原の姓を賜れる語、第一
淡海公を継げる四家の語、第二
房前の大臣、北家を始めたる語、第三
内麿の大臣、悪馬に乗りたる語、第四
閑院の冬嗣の右大臣并びに子息の語、第五
堀河の太政大臣基経の語、第六
高藤の内大臣の語、第七
時平の大臣、国経大納言の妻を取る語、第八
巻第二十三 本朝
平維衡同じき致頼、合戦して咎を蒙る語、第十三
左衛門尉平致経、明尊僧正を導く語、第十四
陸奥前司橘則光、人を切り殺す語、第十五
駿河前司橘季通、構へて逃ぐる語、第十六
尾張の国の女、美濃狐を伏する語、第十七
尾張の国の女、細畳を取り返す語、第十八
比叡山の実因僧都の強力の語、第十九
広沢の寛朝僧正の強力の語、第二十
大学の衆、相撲人成村を試みる語、第二十一
相撲人海恒世、蛇に会ひて力を試みる語、第二十二
相撲人私市宗平、鰐を投げ上ぐる語、第二十三
相撲人大井光遠の妹、強力の語、第二十四
相撲人成村・常世、勝負の語、第二十五
兼時・敦行、競馬の勝負の語、第二十六
巻第二十四 本朝 付世俗
北辺大臣と、長谷雄中納言との語、第一
高陽親王、人形を造りて田の中に立つる語、第二
小野宮の大饗に、九条大臣打衣を得る語、第三
爪の上にして勁刷を返す男と、針を返す女との語、第四
百済川成、飛弾の工と挑む語、第五
碁擲寛蓮、碁擲つ女に値ふ語、第六
典薬寮に行きて病を治する女の語、第七
女、医師の家に行き、瘡を治して逃ぐる語、第八
蛇に嫁ぐ女を医師治する語、第九
震旦の僧長秀、此の朝に来たりて医師に仕はるる語、第十
忠明、龍に値へる者を治する語、第十一
雅忠、人の家を見て瘡病有りと指す語、第十二(本文欠)
慈岳川人、地神に追はるる語、第十三
天文博士弓削是雄、夢を占ふ語、第十四
賀茂忠行、道を子保憲に伝ふる語、第十五
安倍晴明、忠行に随ひて道を習ふ語、第十六
保憲・晴明共に覆ひたる物を占ふ語、第十七(本文欠)
陰陽の術を以て人を殺す語、第十八
播磨の国の陰陽師智徳法師の語、 第十九
人の妻悪霊と成り、其の害を除く陰陽師の語、第二十
僧登照、倒るる朱雀門を相する語、第二十一
俊平入道の弟、算の術を習ふ語、第二十二
源博雅朝臣、会坂の盲の許に行く語、第二十三
玄象の琵琶、鬼の為に取らるる語、第二十四
三善清行の宰相、紀長谷雄と口論する語、第二十五
村上天皇、菅原文時と詩を作り給ふ語、第二十六
大江朝綱の家の尼、詩の読を直す語、第二十七
天神、御製の詩の読を人の夢に示し給ふ語、第二十八
藤原資業が作れる詩を義忠難じたる語、第二十九
藤原為時、詩を作りて越前守に任ぜらるる語、第三十
延喜の御屏風に伊勢御息所和歌を読む語、第三十一
敦忠中納言、南殿の桜を和歌に読む語、第三十三
公任大納言、屏風和歌を読む語、第三十三
公任大納言、白川の家にして和歌を読む語、第三十四
在原業平中将、東の方に行きて和歌を読む語、第三十五
業平、右近の馬場にして女を見て和歌を読む語、第三十六
藤原実方朝臣、陸奥の国にして和歌を読む語、第三十七
藤原道信朝臣、父に送れて和歌を読む語、第三十八
藤原義孝朝臣、死にて後和歌を読む語、第三十九
円融院の御葬送の夜、朝光卿和歌を読む語、第四十
一条院失せ給ひて後、上東門院和歌を読む語、第四十一
朱雀院女御失せ給ひて後、女房和歌を読む語、第四十二
土佐守紀貫之、子死にて和歌を読む語、第四十三
安陪仲麿、唐にして和歌を読む語、第四十四
小野篁、隠岐の国に流さるる時和歌を読む語、第四十五
河原院に歌読共来たりて和歌を読む語、第四十六
伊勢御息所、幼き時に和歌を読む語、第四十七
参河守大江定基、米を送りて和歌を読む語、第四十八
七月十五日、盆を立つる女、和歌を読む語、第四十九
筑前守源道済の侍の妻、最後に和歌を読みて死ぬる語、第五十
大江匡衡の妻赤染、和歌を読む語、第五十一
大江匡衡、和琴を和歌に読む語、第五十二
祭主大中臣輔親、郭公を和歌に読む語、第五十三
陽成院の御子元良親王、和歌を読む語、第五十四
大隅の国の郡司、和歌を読む語、第五十五
播磨の国の郡司の家の女、和歌を読む語、第五十六
藤原惟規、和歌を読みて免さるる語、第五十七

内容説明

雨宿りで出会った少女とのあいだにもうけた娘が天皇の母となった高藤の大臣。美濃狐という百人力の女盗人を取り押さえた尾張の国の女。下心から熱心に治療した美女にまんまと逃げられた好色な医師。目に見えない識神を使って、数々の怪異をなした陰陽師・安倍晴明。巻第二十二から第二十四までを収録。

目次

巻第二十二 本朝
巻第二十三 本朝
巻第二十四 本朝付世俗