内容説明
大胆奔放な愛の告白、愛する人との心ない別れ、痛切な死の悲しみ―変ることのない人間の喜怒哀楽を赤裸々に歌いあげる上代の人びとの歌声の交響楽。
目次
言葉の味
万葉集(万葉集の成り立ち;万葉歌の流れ―代表歌人たち;旅の歌と四季の歌;東国歌の世界;愚の歌;花と鳥と;万葉のふるさと―明日香紀行)
万葉集年表
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万葉集を読むための本
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
maekoo
7
和歌の原点を知る上で万葉集は重要で、その構成や特徴そして和歌の面白さ・作者論・東歌の魅力等々を解説してくれる! 巻頭の俵万智のコラムが万葉集の魅力と何故和歌を詠んでしまうのかと言う根源的な話と通常持つ気持ちを本当に心から表現する手段としての和歌が詠まれている事を教えてくれ和歌の面白さに誘ってくれる! 従来漢文(万葉仮名)だが解り易く代表的な歌やその背景も紹介! 巻末の参考文献は記紀との関連や伝承の修正も有る事が解り大変参考になる! 恋歌多く大らかで貧富の差の無い編纂で素直な歌が多い万葉集を楽しめる啓蒙書!2025/01/04
れいまん
1
万葉集題材の写真絵画が多くあり、イマジネーションがそそられる美しい本2021/10/30
双海(ふたみ)
0
万葉集に関係する本は見つけ次第購入・・・。2013/04/13
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