感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
冬見
10
いくつか折口信夫関連の文章を読んだので知識の整理・補完に。2018/06/24
Takashi Kubo
0
西大井に住んでいたとは知らなかった。2013/10/11
南註亭
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全111ページで、モノクロ(写真324葉)94ページ、カラー(写真85葉)16ページの構成。カラーページには『死者の書』自筆自装本など貴重な写真が掲載されている。やはり、美的感性は北原白秋と共通するものがある。一読の価値あり。価格も手頃なので買って損はない。オススメ度は、☆☆☆☆☆ 5つ。2011/09/23
あべれいじ
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民俗学者折口信夫の功績と生涯を写真で綴るアルバムで、素人ながらに追想を楽しむことができました。何度も訂正された原稿の写真や、弟子に囲まれた旅先での緩んだ笑顔が印象的でした。名を残す学者というだけで特異な存在と捉えていましたが、生い立ちや悲しみ、情熱を知るにつれて1人の人間としての体温を感じられるようになりました。関連書籍の多さを見て気づきましたが、研究者は死後研究対象となり、人の営みの中に生き続けるのですね。ならば彼の生涯はまだ続いていると言えるのではないでしょうか。この後、死者の書を読んでみます。2023/01/25