出版社内容情報
コメ不足は予測できた。農業白書には「需要が供給を上回る」ことを明示したグラフさえ載っていた。それでもコメが消えたのは、需給をマッチングさせ価格を下げすぎないという、市場原理を無視した減反政策が続いてきたからだ。農相がパフォーマンスで価格介入したところですぐには構造は変わらない。つまり、この人災はこれからも繰り返されるのだ。農業ジャーナリストが抉り出す「日本のコメ」の歪んだ現実。
【目次】
内容説明
コメ不足は予測できた。農業白書には「需要が供給を上回る」ことを明示したグラフさえ載っていた。それでもコメが消えたのは、需給をマッチングさせ価格を下げすぎないという、市場原理を無視した減反政策が続いてきたからだ。農相がパフォーマンスで価格介入したところで構造はすぐには変わらない。つまり、この人災はこれからも繰り返されるのだ。農業ジャーナリストが抉り出す「日本のコメ」の歪んだ現実。
目次
序章 1年で3兆円が消えた
第1章 農相が吐いた「七つの大嘘」
第2章 高すぎて消えていく需要
第3章 減反の罪
第4章 農業ムラが潰したコメ市場
第5章 空転する輸出戦略
第6章 コメ不足を招く「三高」
終章 小泉劇場という茶番
著者等紹介
山口亮子[ヤマグチリョウコ]
ジャーナリスト。愛媛県生まれ。京都大学文学部卒。中国・北京大学修士(歴史学)。時事通信記者を経てフリーに。企画編集やコンサルティングをてがける(株)ウロ代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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