出版社内容情報
日本では毎年2万人、世界では80万人近くが自殺する。死因としては戦争や殺人より多く、WHOが警告する世界的公衆衛生問題だ。安楽死を選択できる国が増える一方で、自殺者の約85~95%には精神疾患があるとも言われ、自ら死を選ぶことの意味が改めて問われている――。〈自殺ゼロ〉政策を掲げるスウェーデンで、自殺研究の第一人者として知られる精神科医が、文化、宗教、歴史など多方面から徹底探求する〈生の価値〉。
【目次】
内容説明
日本では毎年2万人、世界では80万人近くが自殺する。死因としては戦争や殺人より多く、WHOが警告する世界的公衆衛生問題だ。安楽死を選択できる国が増える一方で、自殺者の約85~95%には精神疾患があるとも言われ、自ら死を選ぶことの意味が改めて問われている―。〈自殺ゼロ〉政策を掲げるスウェーデンで、自殺研究の第一人者として知られる精神科医が、文化、宗教、歴史など多方面から徹底探求する〈生の価値〉。アウグスト賞受賞作(ノンフィクション部門。同賞はスウェーデンで最も権威ある文学賞ひとつ)
目次
第1章 自殺とはなんだろう?
第2章 自殺に予兆はあるのか?
第3章 なぜ自殺は禁じられているのか?
第4章 自殺する人は精神疾患なのか?
第5章 自殺に進化上のメリットはあるのか?
第6章 なぜ安楽死する人がいるのか?
第7章 1人の死が及ぼす影響とは?
第8章 自殺予防対策は可能だろうか?
第9章 意味のある人生とはなんだろう?
第10章 どうすれば自殺を止められるのか?
第11章 自殺をどう受け止めればいいのか?
第12章 いかに難問だとしても
著者等紹介
リュック,クリスティアン[リュック,クリスティアン] [R¨uck,Christian]
1971年スウェーデン生まれ。精神科医。ノーベル生理学・医学賞を選定する名門医学研究教育機関、スウェーデンのカロリンスカ研究所で長年、精神科教授として診療に携わった自殺研究の第一人者。スウェーデンで最も影響力のある文学賞The August Prizeを本書で受賞
久山葉子[クヤマヨウコ]
1975年兵庫県生まれ。翻訳家。エッセイスト。神戸女学院大学文学部卒。スウェーデン大使館商務部勤務を経てスウェーデン在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
- 評価
購入済の本棚
感想・レビュー
-
- 電子書籍
- ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作…