新潮新書<br> プロパガンダの見抜き方

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プロパガンダの見抜き方

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106110795
  • NDC分類 361.46
  • Cコード C0230

出版社内容情報

日々見聞きするニュース、SNS経由の〝真実〟、皆に愛される「ゆるキャラ」、評判の映画、国家的規模のイベント……発信されるあらゆる情報の裏にある意図と目的を見抜けないと、知らないうちに思考や行動は誘導されていく。それがプロパガンダ3・5時代の現実だ。常に情報戦の最中にいる私たちは何を知っていればいいのか。古今の成功例、巧みな手口、定石等を示しながら、具体的な「見抜き方」を伝授する。

内容説明

日々見聞きするニュース、SNS経由の“真実”、皆に愛される「ゆるキャラ」、評判の映画、国家的規模のイベント…発信されるあらゆる情報の裏にある意図と目的を見抜けないと、知らないうちに思考や行動は誘導されていく。それがプロパガンダ3・5時代の現実だ。常に情報戦の最中にいる私たちは何を知っていればいいのか。古今の成功例、巧みな手口、定石等を示しながら、具体的な「見抜き方」を伝授する。

目次

序章 なぜ見抜く技術が必要なのか(プロパガンダ・リテラシーの勧め;効果的なプロパガンダは「物語」を持っている;ゆるキャラとグレタさんは強力なツールとして機能している)
第1章 どう生まれ、どう発展したか―プロパガンダの歴史(布教が起源だった;宗教改革は世界初のプロパガンダ成功例;活字媒体時代のプロパガンダ;国家プロパガンダの誕生;プロパガンダのバリエーション)
第2章 現代日本人は何に乗せられたか―成功した2例の研究(アメリカ流プロパガンダが日本を変えた「郵政民営化」;「望月衣塑子記者」というリアリティ・ショー)
第3章 私たちは情報戦の最中にいる―駆使される数々の定石(私たちは戦時プロパガンダの時代に生きている;プーチンは自ら設定したステージで演技を続ける;「宝石」が成功の鍵を握る)
第4章 プロパガンダ3.5時代が到来した―マユツバ思考の重要性(スマホとSNSが生み出したプロパガンダ3.5世代;プロパガンダからの自衛策とは)

著者等紹介

烏賀陽弘道[ウガヤヒロミチ]
1963(昭和38)年生まれ。京都大学経済学部卒業後、朝日新聞社に入社。名古屋本社社会部、「AERA」編集部勤務などを経て退社し、フリージャーナリストに。コロンビア大学国際公共政策大学院修士課程(軍事論)修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たくや

27
流れてくる情報は発信者に都合の良い中身になっているということを忘れてはいけない。本書には発信側のプロパガンダテクニックが載っている。それらを知ることで受け手の情報リテラシーの向上につながる一冊。2025/05/25

こも 旧柏バカ一代

22
原発事故と安全神話。東日本大震災以前、日本の大半の人々は「原発事故は日本では起こり得ない」と考えていた。私もその1人だった。しかし、実際には「巨大地震 → 津波 → 冷却電源の喪失 → メルトダウン」という単純なプロセスで福島第一原発は崩壊し、大量の放射性物質が放出された。自身の地域もホットスポットとなった。今では終わった事になり、現在は子育てしやすい場所となっている。コレもプロパガンダの一種だろう。原発事故後、多くの人が「なぜ、これほど単純な事実に気づけなかったのか」と後悔することになった。本当にそれ!2025/02/15

Satoshi

19
フェイクニュースの見抜き方の続編といえる。信頼できるジャーナリストである烏賀陽さんによる分かりやすいプロパガンダ教本。プロパガンダの歴史を説明したうえで社会に蔓延るプロパガンダを解説しているので、歴史は繰り返しなのだなと納得させられる。少しの事実と多くのフェイクでもプロパガンダが成立するなら、ネットでコタツ記事ですら無い情報を垂れ流せる時代は常に疑う心を持ってニュースに接する必要がある。2025/02/25

kenitirokikuti

12
図書館にて。あけすけに言うと、現実的には、知ってるから分かるのであって、知らないことはたいてい見落とすし間違うもの。生業に近いことだったら(あるいは反対に趣味的な娯楽だったならば)、コストかけて吟味するかもしれないけどサ…▲むかし、「最近バカが多く疲れませんか?」ってCMがあったのを思い出した。2025/04/05

梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」

11
▼著者は元新聞記者のフリージャーナリスト▼プロパガンダとは主義や思想等の宣伝のこと。世界各国がプロパガンダを流布するために用いた手段や歴史を紹介し、現代のマスコミやSNSが流す情報の中に、どのようにプロパガンダが組み込まれているのかを分析・提示している▼「SNSプロパガンダ業者」が関わった事件の紹介は生々しい▼「多数が同じ方向に走り始めた時こそ、警戒しなくてはならない」と著者は語る。特にSNSに触れるとき、思考・感情・行動の人為的な誘導が混じっていないかを疑うべきだと教えられる本だ。2025/04/17

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