新潮新書<br> 「嫌われ者」の正体―日本のトリックスター

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新潮新書
「嫌われ者」の正体―日本のトリックスター

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106110658
  • NDC分類 281.04
  • Cコード C0230

出版社内容情報

玉川徹、西野亮廣、ガーシー、吉村洋文、山本太郎――時に大衆を熱狂させ、時に炎上の的になるメディアの寵児たち。毀誉褒貶付きまとう彼らは何者か。その存在はそのまま単純かつ幼稚な「正論」がもてはやされる日本社会の問題点、メディアの不健全さを映し出す。新聞、ネットメディアの記者を経て、ノンフィクションライターとなった著者が本人、周辺への取材を重ねて綴った、超ど真ん中、正統派人物ルポの誕生!

内容説明

玉川徹、西野亮廣、ガーシー、吉村洋文、山本太郎―時に大衆を熱狂させ、時に炎上の的になるメディアの寵児たち。毀誉褒貶付きまとう彼らは何者か。その存在はそのまま単純かつ幼稚な「正論」がもてはやされる日本社会の問題点、メディアの不健全さを映し出す。新聞、ネットメディアの記者を経て、ノンフィクションライターとなった著者が本人、周辺への取材を重ねて綴った、超ど真ん中、正統派人物ルポの誕生!

目次

プロローグ―幼稚な極論に抗うために
玉川徹―権力批判は最高の素材である
西野亮廣―否定も批判も織り込みながら肯定し続ける
ガーシー―暴露で革命は起こせないという現実
2022年の旧統一教会―カルトを絶対悪とするカルト的思考
吉村洋文―敵多き普通の男の苦悩
山本太郎―稀代のポピュリストの栄光と限界
エピローグ―思慮深さを失わないために

著者等紹介

石戸諭[イシドサトル]
1984(昭和59)年、東京都生まれ。立命館大学法学部卒業後、毎日新聞、BuzzFeed Japanの記者を経て、現在はノンフィクションライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tosca

29
玉川徹、西野亮廣、ガーシー、旧統一教会、吉村洋文、山本太郎について書かれている。知名度が高ければ、批判もあるだろうし、支持者もそれなりにいると思うので、どうもタイトルがしっくりこない気がするし、どういう人選なのかなとも思う。2025/05/17

おおかみ

11
“気がつくと「ややこしい人物」「ややこしい事象」を追いかける日々が始まっていた”――プロローグで著者はこう卑下するが、これまでの仕事を思えばある種の必然である。震災でも新型コロナでも、彼は社会の分断を沈着冷静に見つめてきた。本書に登場する政治家であれ芸能人であれ、毀誉褒貶が激しい人間にはその周囲に(とりわけSNS上で)分断が生じている。観察対象として絶妙な人間が並んだと思う。過度に情報化が進んだ社会であればあるほど人は物事を単純に考えようとする。思慮深くあれという著者の指摘はシンプルだが難解だ。2025/01/23

TAKA0726

9
社員コメンテーターからスタートし、致命的な間違いを発信しながらも社会に影響力を残した玉川徹、芸人から絵本作家に挑戦しファンとビジネスコミュニティを構築する一方、信者ビジネスと批判を浴びる西野亮廣、YouTubeでの暴露を武器に一部の熱烈支持者から期待を集め参院議員に上がり詰めたガーシー、政界とのつながりが過剰なまでクローズアップされた旧統一教会、評価より感情的な反応が先行する維新の会と吉村洋文、小ポピュリズム政党の山本太郎、単純かつ幼稚な正論がもてはやされる日本社会の問題点、メディアの不健全さを映し出す。2025/05/02

おっとー

9
山本太郎、吉村洋文から玉川徹、西野亮廣、ガーシー、統一教会まで、党派を問わずポピュリズム的な注目を集める人(団体)の内実を探る本。注目の集め方は様々だけど、その多くはバズることの一点に集中し、常に反権力の側に立って独自の立場を取ろうとする。そして批判もバズる材料として料理する。大衆の意見を巧みに取り入れられる反面、その行動になんの思想も実存もない。むしろ思想がないという思想。それはずっと反権力であり続けるしかなく、権力に染まれば現実化するし、長期的になんの影響も及ぼさない。地道な思想と活動の重要性を説く。2025/01/30

Katsuto Yoshinaga

8
私は維新という政党のことがよく理解できていない。単なるポピュリズム政党だと思っていたのだが、大阪都構想は否決された。しかし、関西の首長選挙等では相変わらず強い。不思議で仕方がなかったが、本書にある吉村洋文氏の項で、わりと納得がいった。本書では他に、玉川徹、西野亮廣、ガーシー、統一教会、山本太郎についてトリックスターとして言及されている。西野、ガーシーについては何故とり上げるのか、統一教会については何を書きたいのかよくわからない。半分はすごく良いのに、なんだか勿体無い。まあ、トータルで見ると良書かな。2024/11/24

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