新潮新書<br> 移民リスク

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  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106110771
  • NDC分類 334.4
  • Cコード C0236

出版社内容情報

クルド人=政治難民というイメージ、メディアによる入管行政への批判、移民先進国ドイツの先例――人口減や人道的配慮など移民を受け入れるべき理由はあるものの、このまま押し進めて本当にいいのか? 欧州事情に通じたジャーナリストが、クルド人問題に揺れる埼玉・川口、彼らの故郷トルコ、移民流入に悩むドイツ、「入管の闇」問題をめぐって現地徹底取材。国家の基盤を揺るがす「日本的ゆるさ」に警鐘を鳴らす。

内容説明

クルド人=政治難民というイメージ、メディアによる入管行政への批判、移民先進国ドイツの先例―人口減や人道的配慮など移民を受け入れるべき理由はあるものの、このまま押し進めて本当にいいのか?欧州事情に通じたジャーナリストが、クルド人問題に揺れる埼玉・川口、彼らの故郷トルコ、移民流入に悩むドイツ、「入管の闇」問題をめぐって現地徹底取材。国家の基盤を揺るがす「日本的ゆるさ」に警鐘を鳴らす。

目次

第1章 川口・蕨「クルド人問題」の真相(トルコ語表示のゴミ出しルール;コンビニでの長時間駐車 ほか)
第2章 「入管の闇」という偏向(大原則は「外国人は日本人ではない」;難民受け入れは国家の判断 ほか)
第3章 移民規制に舵を切ったドイツ(「移民先進国」の苦悩;難民審査の現場から ほか)
第4章 理想論が揺るがす「国家の基盤」(入管法改正で送還は進むのか;「子供在特」という特例措置 ほか)

著者等紹介

三好範英[ミヨシノリヒデ]
1959(昭和34)年、東京都生まれ。ジャーナリスト。東京大学教養学部卒。読売新聞社でバンコク、プノンペン、ベルリン特派員。2022年退社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

旅するランナー

177
国際化や多文化共生が不可逆的かつ望ましい状態として安直に語られる、現在の日本へ一石を投じる一冊。川口·蕨市のクルド人問題の真相、入管の闇という偏向報道、移民規制に舵を切ったドイツの現状がレポートされ、正しい議論のための情報となりそうです。「おもてなし」も行きすぎると「おひとよし」。日本の安全保障の大切さを再認識できました。2025/04/11

パトラッシュ

121
反移民運動を基盤にした欧米での極右伸長は、民主主義と多文化主義は両立し得ないと証明した。少なくとも移民側が自分の習慣と宗教を捨て、溶け込もうとしない限りは。しかし最近の移民は集団で押しかけ、他国の中に新しい母国を作ったかのようにやりたい放題に振る舞う有様は、川口や蕨のように現地住民と衝突したがっているのか。民主国家日本を守りたければ「ごく少数なら黒い肌や茶色い肌、白い肌の日本人もいていい」と現実主義を明言すべき時だ。きれいごとの理想を唱えた果てに分断と混乱と差別に苦しむ海外の現状は、もはや他人事ではない。2025/05/17

ころこ

43
川口市のクルド人問題を手がかりに、日本で外国人とどの様に共生するかを論じている。この問題に対してオールドメディアが結論ありきなため、本書のような仕事は非常に意義がある。著者は読売新聞の記者だったため、この結論ありきは組織的にどうにもならないのだろう。排外主義と無条件の共生は極端なイデオロギー対立になりかけているが、共生推進派はまさか自分家の隣で起きていたら、そのままで良いとは言わないだろう。他方で日本では現業職の労働者が不足している。少子化と共に日本人は働かなくなった。それを外国人労働者が穴埋めしているの2025/05/26

MioCastello

14
私の住む街は川口市と蕨市に隣接している。だからクルド人問題は他人事ではない。そしてクルド人との共生の道があるかを自分の目で確かめたくて、彼らの春節の祭りネウロズを見物してきた。PKKの旗が堂々と掲げられていた点は気になったが、民族衣装で着飾ったクルド人が輪になって踊る祭りは総じて平和的な雰囲気であった。彼らが子沢山なのも良く分かった。そしてクルドの子供たちは何の罪もないだろう。しかし親の多くは不法滞在者だ。入管法、都市計画法、技能実習制度。問題なのはこの状態を産み出している日本の制度上の欠陥であろう。2025/07/12

マイケル

12
埼玉県川口・蕨のクルド人問題。メディアでは入管庁の人権問題として扱われる事が多いがその実態はそう単純ではないことが本書の取材で分かる。不法残留・不法就労し、ゴミ出しルール無視や違法駐車・暴走車など日本人の性善説が成り立たない多文化・多民族国家の問題。移民規制に舵を切った移民先進国ドイツの事情が参考になる。このままでは米国・トランプ大統領の移民制限政策も他人事ではなくなりそう。2025/04/21

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