新潮新書<br> 吉原遊廓―遊女と客の人間模様

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吉原遊廓―遊女と客の人間模様

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  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106110610
  • NDC分類 384.9
  • Cコード C0221

出版社内容情報

江戸の初期、吉原遊廓は大いににぎわっていた。当時、市井の人々には敷居の高い廓内の出来事を伝え、好事家たちの注目を集めていたのが「遊女評判記」、いわば遊女に関する情報誌である。馴染み客との恋愛やトラブルから、歌舞伎役者や座頭が嫌われた理由、ライバルの悪評を画策する遊女、新造と呼ばれる付き人の少女とのさりげない会話まで――。気鋭の歴史研究者が貴重な文献をもとに甦らせる、なにげない吉原の日常。

内容説明

江戸の初期、吉原遊廓は大いににぎわっていた。当時、市井の人々には縁遠かった廓内の出来事を伝え、好事家たちの注目を集めていたのが「遊女評判記」、いわば遊女に関する情報誌である。馴染み客との恋愛やトラブルから、歌舞伎役者や座頭が嫌われた理由、ライバルの悪評を画策する遊女、新造と呼ばれる付き人の少女とのさりげない会話まで―。気鋭の歴史研究者が貴重な文献をもとに甦らせる、なにげない吉原の日常。

目次

序章 吉原の明と暗―天国でも地獄でもない「日常」を探して
第1章 吉原遊廓
第2章 遊女の実像
第3章 遊女と役者
第4章 モテる客、モテない客
第5章 遊廓と遊女の闇
第6章 ささやかな日常の光景
終章 江戸から現代へ―「遊廓という町」に生きた人びと

著者等紹介

〓木まどか[タカギマドカ]
東京都生まれ。成城大学大学院文学研究科修了、博士(文学)。成城大学非常勤講師、徳川林政史研究所非常勤研究員、東京都公文書館専門員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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あらたん

55
図書館本。大河で吉原の歴史に興味を持って読んだ。この本で取り上げられている話は蔦重の生きた時代よりも少し前。あらためて遊女の生活は過酷だったんだな、と実感。また、江戸時代の風俗を記したいろいろな書物が結構残っているものなのだと感じた。2025/02/03

たけはる

8
吉原関連ということで購入。「通っていた客や遊女以外の遊郭労働者」という視点からみる吉原というのは新鮮でおもしろかった。確かに、当然遊郭には遊女以外の人々もわんさかいたのだ。こういう方面での研究も、もっと見てみたいものだと思う。2025/02/26

funuu

5
吉原の本 昨年の10月出版 べらぼう では吉原が美化されすぎかな? 最初は 大名も豪遊していた 吉宗が質素倹約で禁止 財政難もある 一晩 50万から70万 かなりの金持ちの買春場 日本も戦前までは国の管理 戦後は売春禁止法で廃止 ソープランド デリヘル は残った ホストの色恋営業で タチンボウまで登場 マッチングアプリもある いつまでもなくなりない売春、買春2025/06/18

DJひよこ

2
「べらぼうに大変」 遊廓というと華やかな花魁のイメージなどがあるが、確かにそれは一部時代のごく一部の一時期だけの栄光であるということを知った。 確かにこの地域は繁華街からは遠い為、気軽に行くという場所ではないんだなと感じた2025/03/08

くれないゆき

2
もともと遊郭とか性風俗の歴史に興味があり、購入。苦界と呼ばれた吉原に生きていた人々の様子が知れてよかった。本書では、特に吉原が栄えていた時期に焦点をあてていて、遊女たちの恋の話やモテる客モテない客など、現代にも通ずるところがあると感じる。遊郭のイメージといえば、華やかだがその裏は悲惨というもの。だけども、その中で必死に生きてささやかな幸せと苦しみとどうにもならない思いを抱えて生きてる人間がいたことを知れてよかった。2024/11/11

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