出版社内容情報
台湾有事が現実的な懸念となる今、自衛隊の安定的な運用のためにも防衛産業の再興が欠かせない。しかし、日本の防衛産業には何重もの「足かせ」がある。顧客は自衛隊だけ、大企業の弱小部門に過ぎない存在感の低さ、筋違いの「死の商人」批判などから、「本当はやめたい」会社も少なくないのだ。一貫して自衛隊と防衛産業の取材を続けている専門家が語る、「軍産複合体」のリアルな姿。
内容説明
台湾有事が現実的な懸念となる今、自衛隊の安定的な運用のためにも防衛産業の再興が欠かせない。しかし、日本の防衛産業には何重もの「足かせ」がある。顧客は自衛隊だけ、大企業の弱小部門に過ぎない存在感の低さ、筋違いの「死の商人」批判などから、「本当はやめたい」会社も少なくないのだ。一貫して自衛隊と防衛産業の取材を続けている専門家が語る、「軍産複合体」のリアルな姿。
目次
軍産複合体は国防の基盤である
装備が可能な限り国産であるべき理由
防衛産業に適正な利潤を
装備品の調達に競争入札は馴染まない
軍事技術こそ「技術立国」の基礎である
技術は1日にしてならず
「防衛産業を輸出で振興する」という幻想
自衛官に「第二の人生」を保障せよ
退役した装備品は備蓄に回すべし
陸上自衛隊の制服はなぜ不揃いなのか
防衛産業の事業継承は、かくも困難
靴下のことを考えろ!
空想的防衛論議に終止符を
著者等紹介
桜林美佐[サクラバヤシミサ]
防衛問題研究家。日本大学芸術学部卒業後、アナウンサーやディレクターとしてテレビ業界で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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