出版社内容情報
国家の総力をあげて、中国を食い止めよ! 台湾有事が現実的な懸念となった近年、軍事面での議論はなされるようになってきた。しかし、国家間の戦いがグレーゾーンから始まる現在、総合的に有事を想定しておかなければ現実の戦闘には対応出来ない。エネルギーと食料安保、シーレーン防衛、特定公共施設と通信、そして経済・金融への影響などの観点から、有事における日本の問題を考える。
内容説明
国家の総力をあげて、中国を食い止めよ!台湾有事が現実的な懸念となった近年、軍事面での議論はなされるようになってきた。しかし、国家間の戦いがグレーゾーンから始まる現在、総合的に有事を想定しておかなければ実際の戦闘には対応出来ない。エネルギーと食料安保、シーレーン防衛、特定公共施設と通信、そして経済・金融への影響などの観点から、有事における日本の問題を考える。
目次
第1章 エネルギー安保と食料安保(豊田正和、末松広行)(エネルギー安保に必要な「バランス」;ますます難しくなる中東外交 ほか)
第2章 シーレーン防衛(村川豊、岩並秀一)(民間船会社に残る軍への根強い不信感;海上保安庁と海上自衛隊の関係 ほか)
第3章 特定公共施設と通信(武藤浩、谷脇康彦)(空港で考えておくべきは航空管制;地方の首長たちを説得できるか ほか)
第4章 貿易と金融(高田修三、門間大吉)(寸断されるサプライチェーン;対中依存度が圧倒的に高いレアアース ほか)
著者等紹介
兼原信克[カネハラノブカツ]
同志社大学特別客員教授、笹川平和財団常務理事。元国家安全保障局次長、内閣官房副長官補
〓見澤將林[タカミザワノブシゲ]
東京大学公共政策大学院客員教授。元国家安全保障局次長、内閣官房副長官補、ジュネーブ軍縮会議日本政府代表部大使(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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よっち
babochan0517
鈴木