新潮新書<br> 貧乏ピッツァ

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新潮新書
貧乏ピッツァ

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106110184
  • NDC分類 596.04
  • Cコード C0277

出版社内容情報

17歳でフィレンツェに留学。極貧の画学生時代に食べたピッツァの味が、今でも忘れられない――。トマト大好きイタリア人、ピッツァにおける経済格差、世界一美味しい意外な日本の飲料など、「創造の原点」という食への渇望を、シャンパンから素麺まで貴賤なく綴る。さらに世界の朝食や鍋料理、料理が苦手だった亡き母のアップルパイなど、食の記憶とともに溢れる人生のシーンを描き、「味覚の自由」を追求する至極のエッセイ。

内容説明

17歳でフィレンツェに留学。極貧の画学生時代に食べたピッツァの味が、今でも忘れられない―。トマト大好きイタリア人、ピッツァにおける経済格差、世界一美味しい意外な日本の飲料など、「創造の原点」という食への渇望を、シャンパンから素麺まで貴賎なく綴る。さらに世界の朝食や鍋料理、料理が苦手だった亡き母のアップルパイなど、食の記憶とともに溢れる人生のシーンを描き、「味覚の自由」を追求する至極のエッセイ。

目次

第1章 「貧乏」が私のかくし味(私の貧乏メシ;貧乏ピッツァ;パンに挟んで食べれば世界は平和;温厚で寛容な「悪魔」)
第2章 やっぱりイタリアは美味しい(イタリア式長生きの秘訣;最高の創造物―プリニウスも夢中だったもの;真夏の菜園―イタリア人の血はトマトで出来ている;夏はメロンで乗り切るイタリア;栗―文明を支えるスーパー・フード;豆のエゴイズム;ファースト・フードとスロー・フード)
第3章 素晴らしき日本の食文化(地下の天国;世界一美味しい日本の牛乳;素麺、シンプルななりをした手強いやつ)
第4章 世界を食べる(世界の朝メシ;啜り喰ってこそ、醍醐味;鍋は食べる温泉である;たかが飴玉、されど飴玉;世界では酒を飲んだあとに何を食べるのか;スパークル飲料は人生賛歌;世界の「おふくろの味」)
第5章 忘れがたき思い出メシ(お節料理か、豚足か;思い出のアップルパイ;「出前」のありがたさについて考える;味覚の自由を謳歌する)

著者等紹介

ヤマザキマリ[ヤマザキマリ]
1967年生まれ。漫画家・文筆家・画家。17歳でフィレンツェに留学。97年、漫画家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

228
ヤマザキ マリは、新作(但し、漫画以外)をコンスタントに読んでいる作家です。著者の食を巡るエッセイ集、確かにペペンロンチーノに1,500円も出してはいけません🍝 ヨーロッパの料理のスリートップは、イタリアン&スパニッシュ&フレンチだと思います。北欧系は下位に来ますが、当然ブービーメーカーはイギリスの料理です(笑) https://www.shinchosha.co.jp/book/611018/2024/01/18

ネギっ子gen

66
【私にとって美味しさとは、空腹と食欲という本能の容赦ないアグレッシブさがあってこそ、極みをもたらしてくれるもの】17歳でフィレンツェに留学した著者。食の記憶と共に人生と食の絡みを――。<貧乏だからといって、不味いものしか食べられない、ということはない。味覚というのは創造力の力を借りさえすれば、いかようにでも美味しさという幸福感を与えてくれる。イタリアでのド貧乏学生時代は、お金も食べるものも無くなり絶望的な状況に陥ったことが何度もあるが、そんな時にやっとありついた食事の美味しさだけは克明に覚えている>と。⇒2024/04/19

Nat

60
図書館本。食をテーマにしたエッセイ。イタリアでの生活やたまに日本を訪れるご主人のエピソードが楽しい。特に無類の栗好きのご主人が、栗饅の存在を知って虜になってしまう様子や、札幌で味噌ラーメンを食べた時にラーメンを啜る妻を見て驚愕する様子などが微笑ましい。前作の「パスタ嫌い」も是非読んでみたい。2024/04/14

minami

47
美味しかったものやあの人と一緒に食べたもの。食にまつわる記憶はその時の気持ちと一緒に心に残っていることが多いと思う。嬉しいことも悲しかったことも笑ったことも。ヤマザキさんは17才でイタリアに留学する。貧乏だった学生時代に食べたピッツァの味が忘れられないという。私の忘れられない味って何だろう。ヤマザキさんの思い出の味がこれでもかと繰り出されるたび、私も想像したり美味しそうと悶えたりしながら読んだ。なんてグローバルで好奇心旺盛な食欲なんだ!行動もそうだけれど、自由に味わい尽くす貪欲さは憧れるし元気をもらえる。2024/07/28

たまきら

46
新刊コーナーより。笑いっぱなし。アメリカの美大にいたとき基本仕送りだけの貧乏学生だった自分。そうそう、集まって食材持ち寄っておなかにたまるものを懸命に作ったものです。…お金持ちの友人にご馳走になったり、学校のカフェテリアのおばちゃまの慈愛にすがったり。かわいがってもらったなあ…。貧乏ネタを読みながら自分の学生時代と重ねちゃいました。養蜂もミツバチ好きには嬉しい話だったし。…そうそう、ルームメイトが韓国の子だった時は白ご飯にごま油と塩でおなかを満たしたんだった…。2023/12/24

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