新潮新書<br> 国家は巨大ITに勝てるのか

個数:
電子版価格
¥924
  • 電子版あり

新潮新書
国家は巨大ITに勝てるのか

  • ウェブストアに26冊在庫がございます。(2025年06月21日 00時47分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106110122
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C0233

出版社内容情報

グーグル、アップル、メタ、アマゾン、マイクロソフト――便利で快適なサービスを提供し続ける巨大IT企業は、グローバルビジネスの覇者だ。しかし近年、市場の独占と秘密主義を危惧する国々が、国家権力をもって押さえ込みへと舵を切りはじめた。最先端のデジタル技術と膨大なマネー、エリート人材と強力な訴訟能力を備えたビッグテックと、アメリカや日本など各国政府との知られざる攻防を徹底的にえぐり出す。

内容説明

グーグル、アップル、メタ、アマゾン、マイクロソフト―便利で快適なサービスを提供し続ける巨大IT企業は、グローバルビジネスの覇者だ。しかし近年、市場の独占と秘密主義を危惧する国々が、国家権力をもって押さえ込みへと舵を切りはじめた。最先端のデジタル技術と膨大なマネー、エリート人材と強力な訴訟能力を備えたビッグテックと、アメリカや日本など各国政府との知られざる攻防を徹底的にえぐり出す。

目次

第1章 日本政府、GAFAに挑む
第2章 「4割下げられる」菅発言の裏側
第3章 「問題児」フェイスブックの野望
第4章 「最強企業」アップルの政治力と訴訟力
第5章 「テクノロジー・ゴリラ」アマゾンの支配力
第6章 「ネットの覇者」グーグルの慢心
第7章 バイデン政権vs巨大IT企業
第8章 GAFAの「政治とカネ」研究
第9章 マスクの手に握られるツイッターの「言論」
第10章 GAFAの苦境、チャットGPTの衝撃
第11章 GAFAと国家の未来図

著者等紹介

小林泰明[コバヤシヤスアキ]
1977(昭和52)年生まれ。エネルギー専門紙記者を経て、2005年、読売新聞社入社。15~16年、米ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院(SAIS)客員研究員。19年からニューヨーク特派員、22年に帰国。東京本社経済部所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

107
GAFAMなどの巨大IT企業と国家との攻防を、独占問題に焦点を当てて描いた力作。お客様には仏の顔を見せながら、一方で、取引先を虐め、競争相手を叩き潰す悪魔である巨大企業。バイデン政権は、本気になって規制の強化に乗り出していると言うが、技術・人材・資金等において圧倒的に劣る「国家」に勝ち目はあるのだろうか。ブレマー氏の「Gゼロの後はテクノポーラーの世界」という予言が的中しつつある。公益性ではなく収益性を最優先する主体が牛耳る世界の悍ましさに身の毛がよだつ。尤も、国家が公益的かということ自体、信じがたいが…。2023/11/08

Sam

51
本書で引用される「国民国家はウェストファリア条約以来400年に渡って世界秩序を形成してきたが、GAFAはそれとは異なるデジタル空間に別の世界秩序を形成しようとしている」というイアン・ブレマーの見立てには説得力がある。だとするとまさにそこはフリードマンが神として君臨する世界であり(何せ政府そのものが存在しないのだから)、ピケティの主張する GAFAへの課税強化も、斉藤幸平の「資本のストライキ」という問題提起も彼らからは一顧だにされることはないだろう…というのはあまりにナイーブに過ぎるか。成行を見守りたい。2023/09/25

tetsu

16
★5 一企業が国家以上の力を持つ時代になってきた。 資本主義下の民間企業なので株主の利益を最優先するのが会社としての第一優先になる。そのため自社に有利な法律改正や不利な法律成立阻止に向け、多くの資金を使いロビー活動をする。よって、政治の力も及ばなくなる。 一企業が開発した検索ソフトの結果を表示するアルゴリズムに不満を言う権利など本来誰にもないはずだが、それにより検索下位企業の存続が脅かされる。 ここまで社会性が強くなると、もはや民間企業ではなく国際的なNPOなどによる運用にせざるを得ないような気がする。2023/10/16

makimakimasa

14
IT分野に疎い自分には参考になった。読んでいる途中にもグーグルのスマホ初期搭載における排除措置命令や、FBのIG&WA買収を巡る裁判のニュースあり。2022年の売上/最終利益は「人と人が繋がる未来を築く」為に社員を大量解雇するメタ15兆/3兆円、最強企業の称号に相応しいアップル51兆/13兆円、2020年に米議会公聴会がビッグテック4社に出席要請した際の反応が最も傲慢だったアマゾン67兆/?円、天敵オープンAIのチャットGPT(マイクロソフト提携)も激賞するグーグル37兆/8兆円(親会社アルファベット)。2025/04/19

乱読家 護る会支持!

8
巨大IT企業の恐ろしさは、個々人の行動データの蓄積により個々人の行動特性を把握し、さまざまな情報操作により、個々人の行動を自由にコントロール出来る(かもしれない)ことと考えます。 個々人をコントロール出来れば、巨大IT企業の意のままに動く政治家を国家のトップに据えることも容易だと思います。 そして、世界は巨大IT企業の意のままに動かされる。 国家vs巨大IT企業の勝敗は、すでにきまったようなもの。。。 そして、巨大IT企業を動かしているのは、人である経営者ではなく、実はAI。。。 こわっ!2024/02/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21536319
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品