新潮新書<br> がんの消滅―天才医師が挑む光免疫療法

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新潮新書
がんの消滅―天才医師が挑む光免疫療法

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106110061
  • NDC分類 494.5
  • Cコード C0247

出版社内容情報

原理はシンプル――だがその画期的機構から「第五のがん治療法」と言われ、世界に先駆け日本で初承認された「光免疫療法」。研究者たちが「エレガント」と賞賛し、楽天創業者・三木谷浩史を「おもしろくねえほど簡単だな」と唸らせた「ノーベル賞級」の発見はなぜ、どのように生まれたのか。各メディアが取り上げた天才医師に5年間密着、数十時間のインタビューから浮かび上がる挫折と苦闘、医学と人間のドラマ。

内容説明

原理はシンプル―だがその画期的機構から「第五のがん治療法」と言われ、世界に先駆け日本で初承認された「光免疫療法」。研究者たちが「エレガント」と賞賛し、楽天創業者・三木谷浩史が「おもしろくねえほど簡単だな」と唸った「ノーベル賞級」の発見は、なぜ、どのように生まれたのか。各メディアが取り上げた天才医師に5年間密着、数十時間のインタビューから浮かび上がる挫折と苦闘、医学と人間のドラマ。

目次

第1章 光免疫療法の誕生(実験現場の奇妙な現象;光免疫療法の「発見」 ほか)
第2章 開発の壁(資金の壁;誰と組むか ほか)
第3章 小林久隆という人(ノーベル賞はありうるか;「同世代のヒーロー」 ほか)
終章 がんとはなにか(がんは難しい;セントラル・ドグマ;自己の分身;光免疫療;法の未来)

著者等紹介

芹澤健介[セリザワケンスケ]
1973(昭和48)年生まれ。横浜国立大学経済学部卒。ライター、構成作家、映像ディレクター

小林久隆[コバヤシヒサタカ]
1961(昭和36)年生まれ。京都大学大学院医学研究科修了。医学博士。光免疫療法の開発者。米国国立衛生研究所(NIH)主任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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よっち

25
画期的機構から「第5のがん治療法」と言われ、世界に先駆け日本で初承認された「光免疫療法」。ノーベル賞級の発見はなぜ、どのように生まれたのか。インタビューから浮かび上がる挫折と苦闘。日本人の2人に1人がかかり、相変わらず日本人の死因1位のがん。6年にわたる小林医師への直接取材を基に、光免疫療法のメカニズムと今に至るまでの状況、現状は限定的な治療法を拡大するために越えなければならない壁を解説していて、楽天の三木谷さんも支援してるんですね。画期的な治療が広がればいろいろ状況も変わりそうですし頑張って欲しいです。2023/12/30

はやたろう

15
がん治療の希望、光免疫療法については、メディア等で紹介され、また、小林博士の本も読んでいたが、改めてライター目線で解説してくれて再び希望を抱くことができた。早くいろんながんに対して実用化してほしい!2024/06/04

グレートウォール

8
光免疫療法に関して、詳しくは小林先生御本人の著書を読むとしても、第5のがん治療として分かりやすく書かれているので、導入としては最適だ。また、小林先生の生い立ちと苦労されてきたこれまでも語られるため、それも相まって光免疫療法に興味を持つことができる。まだたくさんの解決しなければならないことがあるけれど、がん治療の前進を、これからも見続けていきたい。2023/10/05

coldsurgeon

6
第五の癌治療法といわれる光線免疫療法に関して、開発者に取材し、まとめ上げたドキュメンタリー。自由診療クリニックの宣伝にある光線力学療法と名前が似ているため、うさん臭いものと思っていたが、とても興味深い治療法だ。近赤外線が当たると化学反応を起こし、構造変化を起こす物質、IR700などを抗体にくっつけて生体に投与し、がん細胞の細胞膜上の癌特異抗原(EGFRなど)に結合させ、近赤外線をあてると、構造変化により細胞学から抗体が引き抜かれ、細胞膜が損傷され、細胞が膨化破裂すことにより細胞死を起こす。おもしろい。2023/10/27

乱読家 護る会支持!

5
米国国立衛生研究所の小林久隆医師らが偶然見つけた、がん細胞と特異的に結合した光感受性物質(IR700)が、近赤外線を当てられると化学反応でがん細胞を破壊する現象。 光感受性物質(IR700)と抗体を結合させた複合体を、薬剤として患者に点滴し、狙ったがん細胞と結合させ、遠赤外線を照射すると、そのがん細胞が破壊される。 光免疫療法は、結合させる抗体を変えることで、多くの種類のがんの治療が可能となる。 しかし、がんが完全に治る病気になったら、人はますます死ねなくなりますね。そんな時代は、本当に幸せなのかな?2023/11/24

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